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アーバンギャルド - アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。

アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。[DVD+CD]

アーバンギャルドのSHIBUYA-AXは、病気。[DVD+CD]


土曜日に届いていたのですが、次の日が学校だったため、開封するのが遅くなってしまいました。
外装フィルムに貼付されているシールより。『「あの日、渋谷が病気になった―」/狂騒のトラウマテクノポップバンド・アーバンギャルド初のライブDVD/ボーナストラックCDとして、ここでしか聴けないミニアルバム/『不良少女のアーバンギャルド』を同梱!! 特典映像も満載!!!』だそうです。
では、早速恒例の全曲レビューしますか。

  1. 堕天使ポップ/作詞・作曲:松永天馬
    壮大なオープニングインストから始まり、『アーバンギャルドSHIBUYA-AXは、病気。』のテロップが表示される。そして鍵山喬一 (Drums)、瀬々信 (Guitars)、谷地村啓 (Keyboards)、松永天馬 (Vocal)、浜崎容子 (Vocal)の順番で登場する。序盤3曲はアルバム『メンタルヘルズ』の収録曲順そのまま。1曲目からクライマックスかのような盛り上がり。
  2. スカート革命/作詞・作曲:松永天馬
    アルバム『メンタルヘルズ』2曲目。振り付けが可愛らしい楽曲。スリリングな楽曲の展開がライブ映えする。
  3. 子どもの恋愛/作詞・作曲:松永天馬
    歌い出し前に浜崎容子(以下よこたん)が「(ピー音)に捧げます。そして(ピー音)さようなら。」と告げる。ぶっちゃけますが、ピー音は芦田愛菜ちゃんですw アルバム『メンタルヘルズ』3曲目。普通に盛り上がるタイプの曲ですね。そのままMCへ。ボーカルの松永天馬が「SHIBUYA-AX」を「渋谷セックス」と言い間違えそうになる←わざとw ここで恒例のコール&レスポンス「皆さんはセックスはお好きですかー?」「大好きでーす!」が。
  4. ベビーブーム/作詞・作曲:松永天馬
    未CD化のライブ定番曲。よこたんがシャボン玉を飛ばす。天馬が「近藤向かって来い!」って言いながらコンドームを客席に投げ飛ばす。曲終わりによこたんが眼帯を付けて「見える…見える…」天馬「何が見えますか?」よこたん「謎の女占い師が見えます」。ここでまたもピー音が入るのですが、これは福岡公演ではなかったのでわかりませんw
  5. 保健室で会った人なの/作詞・作曲:松永天馬/(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.
    3rdアルバム『少女の証明』収録曲。ライブで聴いて好きになった曲です。とにかく盛り上がりが半端ない!
  6. プラモデル/作詞・作曲:松永天馬
    メジャー1stシングル「スカート革命」c/w。よこたんと天馬がウサ耳を付けて可愛らしい振り付けを披露する可愛らしい楽曲。
  7. あした地震がおこったら/作詞・作曲:松永天馬/(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.
    インディーズ1stシングル「傷だらけのマリア」c/w。モノクロ映像でピアノの伴奏から始まるしっとりとしたバラード。よこたん「東京に捧げます」。レーザー光線が綺麗。だけどモノクロなのが残念。よこたん「貴女の東京はどこにありますか?」。と告げて一旦退場。
  8. 都市夫は死ぬことにした(男だらけのアーバンギャルド)/作詞・作曲:松永天馬/(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.
    2ndアルバム『少女都市計画』収録曲。よこたん以外の男性メンバーのみで演奏・歌唱。これは素直にカッコいい。
  9. 傷だらけのマリア/作詞・作曲:松永天馬/(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.
    衣装替えしたよこたんが再登場。インディーズ1stシングル。これは普通にいい曲だな。レーザー光線がカッコいい。
  10. 前髪ぱっつんオペラ/作詞:松永天馬 作曲:浜崎容子/(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.
    ノンストップで始まる。3rdアルバム『少女の証明』収録曲。『少女の証明』でも「傷だらけのマリア」とこの曲は繋がっていましたね。ここで初めて天馬以外の人物が作曲した楽曲が登場。これも振り付けが可愛らしい。
  11. 水玉病/作詞:松永天馬 作曲:松永天馬・谷地村啓/(P)TK BROS Inc.
    1stアルバム『少女は二度死ぬ』収録曲。一番好きな曲キタ――(゚∀゚)――!! 振り付けが比較的真似しやすい楽曲でライブで楽しい楽曲です。間奏の天馬ラップでよこたんが巨大風船を客席に放り込む。巨大風船が割れるとその中にもまた小さな風船がいっぱい入っているというマトリョーシカ状態。
  12. その少女、人形につき/作詞・作曲:松永天馬
    メジャー2ndシングル「ときめきに死す」c/w。ドラムソロから始まり、よこたんが水玉ギターを掻き鳴らす楽曲。天馬はタンバリンを叩く。
  13. 粉の女/作詞・作曲:松永天馬
    4thアルバム『メンタルヘルズ』収録曲。しっとりと聴かせるバラードナンバー。これはライブで聴いた時泣きそうになりました。それくらい感動的なナンバーです。よこたんが曲終わりに深々とお辞儀をしたのが印象的。
  14. 修正主義者/作詞・作曲:松永天馬/(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.
    自主制作シングル。イントロで各パートのソロパートがある。これはカッコいい。最後の怒涛の転調の繰り返しがまたカッコいい。
  15. ときめきに死す/作詞:松永天馬 作曲:谷地村啓
    メジャー2ndシングル。来ました大好きな曲。レーザー光線がカッコいい。聴き入ってしまいました。
  16. ももいろクロニクル/作詞:松永天馬 作曲:谷地村啓・松永天馬
    4thアルバム『メンタルヘルズ』収録曲。福岡ではやらなかったあの名曲が…!やっと聴ける…!キーボードの伴奏をバックによこたんが切々と涙ぐみながら語りだす。すみません、聴いていてこちらまで泣いてしまいました。それくらい名曲なんです、この曲。大好きな曲です。アーバンギャルド、最高。
  17. 生まれてみたい/作詞:松永天馬 作曲:松永天馬・浜崎容子
    アンコールその1。メジャー3rdシングル。衣装替えして真っ白なドレスに身を包んだよこたん。これまた名曲…。泣いてしまいました…。アーバンギャルドはどれだけフルグラの涙腺を崩壊させれば気が済むんですかー!それくらい名曲なんです、この曲(二度目)
  18. 四月戦争/作詞:松永天馬 作曲:谷地村啓/(P)TK BROS Inc.
    1stアルバム『少女は二度死ぬ』収録曲。これはカッコいい。曲を歌い終えたあと、ボーカル2人が退場し、楽器隊のセッションに入る。サポートキーボーディストの人がキーボードを投げ捨てたり、足でキーボードを踏んづけたりとやりたい放題なのが印象的。そのままカットアウト。
  19. セーラー服を脱がないで/作詞・作曲:松永天馬/(P)TK BROS Inc.
    いきなり天馬の「そういうわけで」というMCから始まるのでちょっとびっくりした。「そういうわけで、なんと浜崎さんがセーラー服を着ています!ということはあの曲をやるわけですが、その前に皆さんに謝ってもらいたいことがあります!」と人生を悔い改めることを推奨しだす。天馬「それではごめんなさいと言って下さい!せーの!」観客「ごめんなさーい!」天馬「せーの!」観客「ごめんなさーい!」天馬「僕の方こそごめんなさい。浜崎さん僕のことを殴って下さい」よこたん2連続で張り倒す。天馬「痛い!でも気持ちいいっ!セーラー服を脱がないでー!」よこたん「先生ごめんなさい♪恋に落ちてごめんなさい♪恋に生きてごめんなさい♪恋破れてごめんなさい♪」サビ直前でキューピー登場!そのまま大団円。エンドロールもなしにあっさり終わるんですね。
  20. [映像特典]
    都市夫、渋谷にあらわる
    アーバンギャルドマスコットキャラクター的存在“都市夫”(キューピー)が渋谷を徘徊する映像をこれでもかというほどに加工しまくった映像。最後はSHIBUYA-AXに到着し、ライブ中に登場するシーンで終了。BGMは「都市夫は死ぬことにした」。
  21. よこたんカメラ@SHIBUYA-AX (Leg fetish angle)
    ボーカル浜崎容子の脚をひたすら追い続けた脚フェチ向けの映像。…これは…親の前では見れないな…w 脚フェチ向けの映像ということで脚フェチの方の為だけの映像なので脚フェチじゃない人にとっては退屈かもしれませんね。自分も脚フェチではないというか女性に興味が無いので「あーこれ脚だ」としか思えませんでしたw BGMは「生まれてみたい」。

Recorded on 2012.03.20 at SHIBUYA-AX
Support Bass: リウ (ケラ&ザ・シンセサイザーズ)
Support Keyboards: 大久保敬
Craft + α: 藤井亮次

DVDの感想としてはやたらと目や口、手などのドアップが多いなという印象がw これがアーバンギャルドのベストアクトなんじゃないんでしょうか?そんなに数多くのライブは見ていませんが。とりあえず大満足でした。

  • 【Bonus Tracks (CD)】『不良少女のアーバンギャルド』(Delinquent Disc)
    NEW REC & REMIX & SELFCOVER mini album
  • 01. セーラー服を脱がないで (2012年日本語ロック論争のための新録)
    生ドラム(鍵山喬一)、ベース(リウ)の参加により、よりライブバージョンに近づいた疾走感あふれる新録バージョン。これはいい!ピコピコ感あふれる原曲もよかったけどバンド感あふれる新録バージョンももっといい!

作詞・作曲: 松永天馬
Rearranged by アーバンギャルド
Bass: リウ (ケラ&ザ・シンセサイザーズ)
(P)TK BROS Inc.

  • 02. 水玉病 (谷地村啓による、1984年のリセチフス報告)
    モールス信号のような電子音から始まるチップチューンゲーム音楽のようなチープな雰囲気が新鮮。原曲が最高ですが、これはこれでありですね。流石、や様。ラストのエピローグ的なアウトロがいい。

作詞: 松永天馬
作曲: 松永天馬・谷地村啓
Rearranged by 谷地村啓
(P)TK BROS Inc.

  • 03. 女の子戦争 (瀬々信による、手首を戦場に変えるヴィヴィアンガールズのために)
    公式サイトによると2010年赤坂ライブで披露したHRバージョンの再現らしいです。「今日の生理は重いです!」だそうですw 確かにヘビーなギターリフが印象的なHRナンバーに仕上がっています。終わるかと思いきやラスト1分のアウトロが!

作詞・作曲: 松永天馬
Rearranged by 瀬々信
(P)TK BROS Inc.

  • 04. 東京生まれ (鍵山喬一による、捏造されたクール・ジャパンを聴く)
    公式サイトによるとアーバンギャルドリア充なあげぽよチューン、feat.MC KAGIらしいですw 確かにクールなトラックが印象的なあげぽよチューンですw 鍵っ子によるラップが微笑ましいw

作詞: 松永天馬
作曲: 谷地村啓
Rearranged by 鍵山喬一
Instruments Programming: 杉山圭一
(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.

  • 05. 傷だらけのマリア (浜崎容子による、現代のアンセム、またの名をテクノポップ)
    公式サイトによるとワンマン転換で使用されているインストを元によこたんがリミックスしたそうです。これはカッコいい。裏でブリブリベースがうねる中、ピコピコ音が鳴り響くエレクトロチューン。

作詞・作曲: 松永天馬
Rearranged by 浜崎容子
(P)TK BROS Inc. / TANABE MUSIC PUBLISHING CO., LTD.

  • 06. テロル (病気の原点、新録)
    自主制作盤『処女喪失作』収録曲の新録バージョン。原曲をよく知らないのでなんとも言えませんが、こうも変わるもんなのかとびっくりしました。普通にキャッチーで聴きやすい…と思いきやラストの天馬の「殺さないで下さい!」が笑えるw

作詞・作曲: 松永天馬
編曲: アーバンギャルド

  • 07. コスプレイヤー (脱衣のための新曲)
    全くの新曲。発売前にYouTubeで先行公開されていたそうですが、楽しみにしていたので初聴きです。これはいい!キャッチーでどこか甘酸っぱくて好きなタイプの曲調です。アーバンギャルドいいですね、やっぱり。

作詞・作曲: 松永天馬
編曲: アーバンギャルド

CDの感想としては新録にリミックスに新曲にと豪華な全7曲のミニアルバムということで、こちらも大満足の内容でした。つまり買え!ってことです。

アーバンギャルド
浜崎容子 (Vocal)
松永天馬 (Vocal)
瀬々信 (Guitar)
谷地村啓 (Keyboards)
鍵山喬一 (Drums)
Producer: 松永天馬
A&R Director: 日下部康 (UNIVERSAL J)
Product Manager: 亀山清輝 (UNIVERSAL J)
Production Coordinator: 笹井章 (West 4th Productions)
Production Adviser: 田中舘一光 (アワーソングス)
Sales Promoter: 永野俊哉 (UNIVERSAL MUSIC)
Promoters: 伊藤勲 (アワーソングス), 松木真由美 (田辺音楽出版)
Artist Managers: 斉藤テツ, 斉藤けい (TKブロス)
Executive Producers: 楮本昌裕 (UNIVERSAL J), 斉藤テツ (TKブロス), 児玉俊治 (アワーソングス), 工藤史人 (田辺音楽出版)
STAGE STAFF
Director: 松永天馬
Ringmaster: 菅野進
PA: 松田健一
PA monitor: 間瀬正義 (125BOOSTERS)
PA Assistants: 南 (yokohama BBstreet), 山崎祐慈, 佐藤芳徳
Lighting Design: 葛西広司 (魔法陣)
Lighting Staff: 新井美紀子 (魔法陣)
VJ: 名嘉真法久
Laser: 伊井麻登, LEASH (MIDORI企画)
Projector: 井上隆生 (WET)
Balloon: 播磨知恵 (エアロテック)
Roadies: 五十嵐諒, Say-Z
Production Support: 長嶺昌則 (OFFICE ITADAKI)
Hair & Make-up: Mitsu, 佐藤藍 (ゴールドシップ), Styling: kiki (危機裸裸商店), 高柳カヨ子, アーバンギャルド
producers: 斉藤テツ (TKブロス), 矢澤英樹 (DISK GARAGE)
DVD STAFF
Producer: 舛井平 (COLORS)
Director: 大野俊嗣 (COLORS)
Technical Director / Cameraman: 葛西知伸 (小輝日文)
Cameramen: 安田光, 山田真也, 中山裕太, 本田保志 (Y's Project), フカツマサカズ (1994). 高井賢 (GS Photo Works), 高井あかり (GS Photo Works), 島崎稔也 (COLORS), 田中敦子 (COLORS)
Camera Assistants: 野田和宣, 鈴木順二, 松原知恵, 宮崎志歩 (小輝日文)
LIVE Recording & Mixing Engineer: ケン
LIVE Recording: 古賀リュウジ, 斎藤春樹
DVD Authoring Engineer: Tyler
Authoring studio at HARUHARUNA
Menu Page Designer: 加藤幸治
CD STAFF
Recording & Mixing Engineer: 山崎淳 (West 4th Productions)
Recording Engineers: 森田良紀 (Nirvana), 中里隆夫 (POWER HOUSE STUDIO)
Mastering Engineer: 小島康太郎 (FLAIR MASTERING WORKS)
Recorded & Mixed at GREEN ONION STUDIO, studio foresta, POWER HOUSE STUDIO
Art Director: 松永天馬
Cover & Booklet Designers: 松永天馬, 加藤幸治
Photographer: 名鹿祥史
Delinquent Disc Illustrator: 真珠子
Digital Editor: 加藤幸治
Artwork Coordination: 斉藤京子 (UNIVERSAL MUSIC)
Special Thanks to 船本祐司 & ゴールドシップ, 神林長平, 高柳カヨ子, kiki (危機裸裸商店), 上野航
Product: 前衛都市
URBANGARDE Official Web site http://urbangarde.net/