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Perfume 『GAME』 (2008年)

GAME

GAME

[総評] Perfumeは当時、読んで字の如く「彗星のように」音楽シーンに現れた3人組でした。2000年春にあ~ちゃん(西脇綾香)、かしゆか樫野有香)、かわゆか(河島佑香)の3人で結成されたPerfume。3人とも名前に「香」が付くことがグループ名の由来。2001年夏にかわゆかの脱退を機にのっち(大本彩乃)が加入し、現在のメンバー構成に。2002年3月に広島インディーズデビュー、2003年8月に全国インディーズデビュー、2005年9月にメジャーデビューと一見、順調に活動の拠点を広げているように見えますが、この時点では全く鳴かず飛ばずの状況でよく事務所(アミューズ)がメジャーデビューという大きな決断を下したなと思います。2006年8月に1stアルバム『Perfume ~Complete Best~』を1万枚限定生産でリリースしましたが、収録曲は新曲が1曲のみという、1stアルバムとは名ばかりの完全なベストアルバム。当時は解散説まで囁かれていましたが、その後のブレイクによりロングヒットした為、2007年2月に通常盤として再発され、同時にシングル「ファン・サーヴィス[sweet]」をリリース。後に代表曲となる「チョコレイト・ディスコ」も収録されており、そのPVを偶然目にした木村カエラが自身のラジオでヘビーローテーションし、それを聴いていたCMディレクターが、AC・NHK共同キャンペーンCMソングとして「ポリリズム」を起用。ここからPerfumeのサクセスストーリーは幕を開け、この「ポリリズム」はオリコン初登場7位を記録し、初のTOP10入りとなりました。そんな長い下積み時代を経てやっと果たしたブレイクの最中にリリースされた、この『GAME』は当然オリコン初登場1位となり、50万枚近いセールスを記録する大ヒット作となりました。収録曲に関しては「チョコレイト・ディスコ」や「ポリリズム」といった既発シングル5曲に加え、新曲7曲を追加した全12曲。それまでのPerfumeのイメージを大きく覆す楽曲が多いのも特徴的で、パワーコードを多用した攻撃的なシンセリフが特徴的な「GAME」、アダルトな雰囲気を漂わせる「Take me Take me」、民族音楽風のアジアンテイストな「Butterfly」などにそれが顕著に現れています。とにかく今となってはライブで欠かせない「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」「シークレットシークレット」「Puppy love」がこれ1枚に全て入っているんですから名盤と呼ばざるを得ませんね。ただ一つ難点なのは全体的に散漫とした印象を受けるところですかね。アルバムとしての統一感、一貫性が感じられないというか。それは逆に名曲揃いで非の打ち所が無いということを示しているのかもしれませんが…。最新アルバム『LEVEL3』ではその部分は補っている気がするので、もうPerfumeの最高傑作=『GAME』という風潮は無くなってもいい頃かもしれません。 ★★★★★★★✩ 7.5

[曲採点]

01. ポリリズム
★★★★★★★★★✩ 9.5

02. plastic smile
★★★★★★★✩ 7.5

03. GAME
★★★★★★★✩ 7.5

04. Baby cruising Love
★★★★★★★ 7

05. チョコレイト・ディスコ
★★★★★★★★★ 9

06. マカロニ
★★★★★★★★✩ 8.5

07. セラミックガール
★★★★★★★✩ 7.5

08. Take me Take me
★★★★★★★ 7

09. シークレットシークレット
★★★★★★★★✩ 8.5

10. Butterfly
★★★★★★★ 7

11. Twinkle Snow Powdery Snow
★★★★★★★★ 8

12. Puppy love
★★★★★★★★ 8