ryo*k901

by ® / since 2009.10.17

ねごと - 5 / 忘れらんねえよ - 忘れらんねえよ

5

5

ファーストへたれアルバム「忘れらんねえよ」

ファーストへたれアルバム「忘れらんねえよ」

ねごとの2ndフルアルバム『5』と、忘れらんねえよの“ファーストへたれアルバム”『忘れらんねえよ』を借りてきました。
ねごとの『5』は、昨年11月からの4ヶ月連続リリースを締めくくる作品で、完全生産限定盤のみ4ヶ月連続リリースのうちの3枚のシングル曲のインストが収録されているのですが、特殊パッケージのせいか通常盤しかレンタルされていませんでした…。まあ、インストって大抵一回聴いたらそれっきりになることが多いので別にいいかなーと。
忘れらんねえよの『忘れらんねえよ』は、先日の記事で書いたとおり、Twitterでバンドについて触れたらボーカルの方から直接リプライが返ってきて(といってもバンド名でツイート検索して引っかかったツイートひとつひとつにリプライしているようです、マメですよね)、そのリプライにPVへのリンクが貼ってあってそれで曲を聴いてからすっかりハマってしまいました。先日借りに行ったTSUTAYAには、1stシングル「CからはじまるABC」しか在庫がなく、この『忘れらんねえよ』は貸し出し中だったんですが、今回やっと借りて来れました。ちなみに2ndシングル「僕らチェンジザワールド」とニューシングル「この高鳴りをなんと呼ぶ」は取扱なしでした。「僕らチェンジザワールド」の収録曲はすべてアルバム『忘れらんねえよ』に入っているのでいいのですが(「CからはじまるABC」の収録曲もバージョン違いが1曲ありますが、すべてアルバムに収録されています)、「この高鳴りをなんと呼ぶ」はまだアルバム未収録なので早く入手したい。買うしかないかな。


もうこんな時間なんで起きてから聴きます。おやすみなさい。

  • 追記(15:36)

どちらも一聴した感想ですが。
ねごと『5』はほぼシングル曲のみで構成された序盤までは「これは…!!」という期待感に満ちていましたが、アルバム曲が増えてくる中盤からパッと聴いただけでは印象に残らない曲が増えてきて最後の方はもうどの曲がどんな曲だったか思い出せない感じに。とりあえずiTunesのマイレートは「greatwall」「sharp #」「Re:myend!」「Lightdentity」といったシングル曲の一部と、アルバム曲の中でも飛び抜けて良曲な「トレモロ」だけが★4でした。ちなみにボーナストラックとして収録されている13曲目の「SEED and groove」はギターの沙田さんがプログラミングを担当しているインスト曲でした。完全生産限定盤だとこのあとに「nameless」「greatwall」「たしかなうた」のインストが入ってるんですよね。完全に蛇足な気が。2周目で少しは印象に残るといいんですが…。4月にライブも行くんでもうちょっと聴き込んでみようと思います。
忘れらんねえよ『忘れらんねえよ』は…ほんとにこのバンドはとにかく泣けてきそうなほどピュアだなーって思って。どこまでも素直で真っ直ぐで曲にこもった熱量がすごい。感情に訴えかけてくるボーカルとメロディと演奏。とにかく何もかもがうまくいかないダメな男は聴くべきだと思う。アルバムの感想としては先にリリースした2枚のシングルに収録されていた8曲をすべて収録して新曲は残り4曲だけ(1曲だけバージョン違いらしいですが)ということで、デビュー当時から聴いていたファンはちょっと残念だったのかも。まあ、自分みたいに後追い者が普通に聴く分には全然いいんですが。むしろ大満足。どの曲もいいです。あと13曲も入ってるのに39分しかないのでサラっと聴けるのもいいですね。パンクロックってそんなもんなんですかね。その手のバンドは初めて聴くのでわかんないけど。とりあえず「忘れらんねえよ」と「CからはじまるABC」と「ドストエフスキーを読んだと嘘をついた」と「北極星」と「この街には君がいない」と「僕らチェンジザワールド」が特に素晴らしいです。ニューシングル「この高鳴りをなんと呼ぶ」もさらに素晴らしいので早くCD買いたい。