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いろいろ借りてきた [2011.08.31]

short hair Misty Mystery
左から、Base Ball Bearのニューシングル「short hair」、GARNET CROWのニューシングル「Misty Mystery」。余談ですがどちらも今年第2弾シングルで前回も同じ発売日でした。
シングルということで発売と同時にレンタル解禁。暇すぎて午前中からTSUTAYAに行ってきました。あるかなーと思いつつ。普通にありました。よかった。けど暑かった。しかも両方とも1枚しかなかったです。やっぱ小さい店舗だとそうなるんだなー。市内にあと2店舗もうちょっと規模の大きい店があるんですが、遠いんですよねー。
Base Ball Bearの「short hair」は、前作「yoakemae」から2ヶ月ぶりのニューシングル。前作がニューウェイブ風の大胆なダンスサウンドが印象的だったのに対し、今回はストレートなバンドサウンドで勝負したミディアムロックナンバーになってます。歌詞は初めてのリアルなラブソングとのことで。夏の終わりにぴったりな感じ。c/wの「ido feat.呂布」は昨年9月に2枚同時リリースしたミニアルバムの片方『DETECTIVE BOYS』にも参加していた呂布を再びフィーチャーしたヒップホップ調の楽曲。まあラッパーの方なので今回も当然のようにラップを披露しているわけですが、あんまりラップは好みではないというかそれ以前に歌い方が苦手なのでちょっとこれもいただけない感じ。雑誌のインタビューで小出さんが元々ラッパーになりたかったという発言をされていたので自分の曲にもラップを導入してみたり一緒にラップしたりっていうのは前からやってみたかったんでしょうかね、たぶん。
GARNET CROWの「Misty Mystery」は、前作「Smiley Nation」から2ヶ月ぶりのニューシングル。前作がアルバム『parallel universe』からの流れを引き継いだようなポップナンバーだったのに対し、今回は打ち込み音を前面に打ち出したデジタルサウンドの印象的な楽曲になってます。初めて聴いた時からアルバム『STAY 〜夜明けのSoul〜』の1曲目「Hello Sadness」とそっくりに聞こえて仕方ないのですが、前作に続いて今回もアレンジが凝ってていいですね。にしても曲自体はそれなりにいいのに曲の終盤で余計なことしててちょっと残念。普通にこれなら終わらせたほうがよかった。c/wの「live」はライブではなくリブと読むそうですが、ドラムから始まるイントロからしてライブ感の溢れる楽曲です。シャッフル的なリズムが軽やかな感じですね…なんか特に印象に残らないなー。「百年の孤独」のc/w「Secret Path」のようなギターポップ路線ですね。もう一曲のc/w「I can't take...」は通常盤にのみ収録されている楽曲で、インタビューでは「Last love song」を意識したという発言もありましたが…それはちょっと言わなかったほうがよかったかもしれないですね。普通に好きな感じの曲調だけどそれはハードル上げすぎ。まず全然似つかない曲調だしどの辺を意識したのか全くわからない…。あ、終わり方は確かに似てますね。まあ、でもこれは普通にいい感じ。通常盤にしか入ってないというのは残念だなー。…いや、これはかなりいいんじゃないか!ちょっと終わり方があっさりすぎて微妙ですが。サビの歌詞を「I can't take...」のリフレインにしたのはすごくいいと思います。最近のGCはちょっと復調気味かな?『parallel universe』がほんとに空気みたいに全く印象に残らない曲ばかりだったんで次のアルバムはちょっとほんとよろしくお願いします。…とりあえず「Misty Mystery」インストで聴くと結構安っぽいですね…w