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サカナクション - 僕と花

僕と花

僕と花


早速タワレコフラゲしてきました。今回も家→病院→タワレコ→家です。タワレコやっぱ遠い…汗だくになりました…。
サカナクション通算6枚目のシングルは、前作「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」以来、10ヶ月ぶりの新曲。今回の新曲は関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『37歳で医者になった僕 〜研修医純情物語〜』の主題歌というサカナクション初の書き下ろしによるドラマ主題歌というだけあって、ボーカルの山口一郎氏曰く「マイノリティの中でのマジョリティではなく、マジョリティの中でのマイノリティを目指す」と宣言した曲だそうです。そんな気合いからか、ジャケットでは新聞のテレビ欄の中で『37歳で医者になった僕』の部分の上にメンバー5人のキャラクターが乗っかっているという、『37歳で医者になった僕』と強く連動した斬新なデザインのアートワークになっています。
といった山口一郎氏曰く「サカナクションの存在を賭けた」とまで言う新曲「僕と花」、早速全曲レビューしたいと思います。

  1. 僕と花
    タワレコのポップに書いてあって初めて気づいたんですが、サカナクションのシングルとしては初めてイントロ無しで始まる楽曲。初めて聴いたときはドラマ主題歌なだけあって「守りに入ったなあ」と思ってしまったのですが、何度も聴くうちに耳から離れなくなるメロディと初期のアルバムに入っていそうなアコースティックな雰囲気とだけども最近のサカナクションの路線を踏襲したような洗練されたアレンジが秀逸でまたもやサカナクションが記録更新、といった印象を受けました。それでも個人的には「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」のインパクトは超えられませんでしたけどね。ドラマ主題歌だし売れるんだろうなあ。それでも売れ線の曲を持ってこない所がサカナクションらしいです。今回はMステ出ないのかな?って話がそれてしまいましたが、ちなみにサカナクションの楽曲はPVと合わせて聴いてもらいたいのでPV貼っておきますね。
  2. ネプトゥーヌス
    6分を超える大作。浮遊感のある楽曲と紹介されていましたが、まさしくその通りで最新アルバム『DocumentaLy』で言うなら「流線」をもう少しわかりやすくしたような楽曲。流れるようなメロからメロディアスなサビに入る瞬間のカタルシスが心地いいです。大サビではサカナクション恒例のコーラス隊。6分以上ある楽曲とは感じさせないように仕上げてあるのは流石ですね。
  3. ルーキー (Takkyu Ishino Remix)
    電気グルーヴ石野卓球氏による4thシングル「ルーキー」のリミックス。ちなみに前作「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」のc/wには元電気グルーヴ砂原良徳氏による「ライトダンス」のリミックスが収録されていました。こちらも6分半を超える大作。流石、卓球さんといった所でカッコよく仕上がっています。

All music & lyrics written by Ichiro Yamaguchi
M-1, 2
Produced & arranged by sakanaction
Recorded and Mixed by Masashi Uramoto
Assistant Engineer: Kensuke Maeda (aLive RECORDING STUDIO)
Yuko Tanabe (Freedom studio)
Ayaka Toki (Aobadai Studio)
M-3
Remixed by Takkyu Ishino
Mixed by Takashi Watanabe
Mastered by Kotaro Kojima (FLAIR)
All artwork by Kamikene (Hatos, Normalization)
Special thanks 「37歳で医者になった僕 〜研修医純情物語〜」 All staff