frugra's music ranking 2012 (上半期)
「frugra's music ranking」とは
- 前年12月から今年11月までに発表されたシングル曲、カップリング曲、アルバム曲の中から、特に好きな楽曲をランキング形式で紹介。
- 初出が年内の楽曲でなければ選定の対象にはなりません。リミックス等の別バージョンも対象外となります。
- ただし別バージョンであっても原曲の初出が年内であれば対象内とします(ライブ音源、カラオケ音源は除く)
- 神聖かまってちゃんが新曲としてYouTubeやニコニコ動画にて公開した楽曲はシングル曲扱いとさせていただきます。
- この他にも「最優秀楽曲部門」、「アルバム部門」、「最優秀アーティスト部門」、「ミュージックビデオ部門」があります。
- この企画は蒼澤ラグさんのブログ「Cafe Cielos」の企画を参考にさせていただいています。
対象期間の2011年12月〜2012年5月を過ぎたので作成しました。さーてどんなランキングになっているかなー?ウフフフフフフ!!
最優秀楽曲部門
神聖かまってちゃん 「おっさんの夢」
(作詞・作曲・編曲:の子)
初めて聴いたときはいまいちかなあと思いながらもどこか耳に残るメロディで、何度も繰り返し聴いているうちにハマってしまいました。「26才の夏休み」の心境から一歩踏み出したとも言えるの子にとってのネクストステージを予感させる名曲です。
シングル曲部門
1位:神聖かまってちゃん 「おっさんの夢」
(作詞・作曲・編曲:の子)
2位:Perfume 「Spring of Life」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
3位:サカナクション 「僕と花」
(作詞・作曲:山口一郎 編曲:サカナクション)
4位:アーバンギャルド 「生まれてみたい」
(作詞:松永天馬 作曲:松永天馬、浜崎容子)
5位:きゃりーぱみゅぱみゅ 「CANDY CANDY」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
1位の「おっさんの夢」は最優秀楽曲部門にも選んだのでコメントは割愛。
2位の「Spring of Life」はPerfumeにとって世界進出の第一歩となったシングルだった訳ですが、その勢いを感じさせる爽快感あふれるアップテンポナンバーに仕上がっていてよかったです。相変わらずヤスタカサウンドの中毒性高し。
カップリング曲部門
1位:Perfume 「コミュニケーション」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
2位:サカナクション 「ネプトゥーヌス」
(作詞・作曲:山口一郎 編曲:サカナクション)
3位:きゃりーぱみゅぱみゅ 「きゃりーANAN」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
1位の「コミュニケーション」はカンロ「ピュレグミ」CMソングとして中田ヤスタカが書き下ろした楽曲。「ぷるぷるつんつん」や「空から突然好きなコが降ってきたりして/受け止め方を考えてみたけど骨折れる」などユニークな歌詞とキッチュなサウンドがよかったです。こちらもヤスタカサウンドの中毒性高しといった所ですね。
アルバム曲部門
1位:モーモールルギャバン 「スシェンコ・トロブリスキー」
(作詞・作曲・編曲:モーモールルギャバン)
2位:capsule 「Feelin' Alright」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
3位:capsule 「Step on The Floor」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
4位:YUKI 「大人になって」
(作詞・作曲:YUKI 編曲:會田茂一)
5位:きゃりーぱみゅぱみゅ 「ちゃんちゃかちゃんちゃん」
(作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ)
1位の「スシェンコ・トロブリスキー」は、B.B.かまってちゃんのシングルをタワレコに買いに行った時に、ふと試聴機にその曲の入ったニューアルバムが置いてあって気になって聴いてみたら全身に電気がビリビリっと来たナンバーです。キラーチューン。
アルバム部門
1位:モーモールルギャバン 『僕は暗闇の中で迸る命、若さを叫ぶ』
2位:capsule 『STEREO WORXXX』
3位:きゃりーぱみゅぱみゅ 『ぱみゅぱみゅレボリューション』
対象期間内に発表されたアルバムは13作。そのうち5作はそれぞれベスト盤とライブ盤。すなわち純粋な新作は8作ということに。上半期だけとしてはまあまあな所でしょうか。
1位の『僕は暗闇の中で迸る命、若さを叫ぶ」は、タワレコの試聴機で全身に電気がビリビリっと来たアルバム。久々に捨て曲のないアルバムに出会いました。素敵なバンドです。モーモールルギャバン。
2位の『STEREO WORXXX』は前作『WORLD OF FANTASY』には一歩及ばずといった所でしたが、なかなかの良盤でした。聴き込めば聴き込むほど良さがわかる、そんなアルバムでした。
3位の『ぱみゅぱみゅレボリューション』は1stフルアルバムとは思えないクオリティの高さはやはり中田ヤスタカ(capsule)の成せる技だと思いました。最初から最後まで一気に聴けちゃうアルバムです。
アーティスト部門
久々に素敵なバンドに出会えました。最新アルバム『僕は暗闇の中で迸る命、若さを叫ぶ』は過去作品も聴きましたが、間違いなく最高傑作だと思いました。これからの活動に期待。
ミュージックビデオ部門
1位:Perfume 「Spring of Life」 (dir.田中裕介)
YouTube - Perfume Spring of Life PV HD
2位:サカナクション 「僕と花」 (dir.山口保幸)
YouTube - サカナクション/僕と花
3位:神聖かまってちゃん 「おっさんの夢」 (dir.の子)
YouTube - おっさんの夢 PV 神聖かまってちゃん
4位:きゃりーぱみゅぱみゅ 「CANDY CANDY」 (dir.田向潤)
YouTube - きゃりーぱみゅぱみゅ - CANDY CANDY
5位:神聖かまってちゃん 「ベイビーレイニーデイリー」 (dir.丹羽貴幸)
YouTube - 神聖かまってちゃん - ベイビーレイニーデイリー
1位の「Spring of Life」はLED照明を衣装につけて動きに反応してそれが光るという凝った構想とストーリー性のある内容を評価しての1位です。
2位の「僕と花」は遠近法といったトリックアートや花役の女性やエキストラの人々との演劇を取り入れた斬新な演出を評価しての2位です。
3位の「おっさんの夢」は純粋に曲とPVがマッチしていていい。PVあってこその曲だとの子が言うのも頷ける。スーツ姿のの子がかっこいい!w
4位の「CANDY CANDY」は「ザ・ベストテン」を意識したという演出や、冒頭のパンを咥えて住宅街を颯爽と駆け抜けるきゃりーの姿を評価しての4位です。
5位の「ベイビーレイニーデイリー」はの子ではなく丹羽貴幸監督によるMVなのですが、曲を口ずさんでいるの子が新鮮でよかったです。全体的に映像の世界観が綺麗。
今回はうまくバラけたんじゃないかと思います。モーモールルギャバンの活躍が目につきましたかね。さて年間ランキングではどうなるのでしょうか。楽しみです。