ryo*k901

by ® / since 2009.10.17

【CDレビュー】2014年7月発売分

【レビュー済み】

【未レビュー】

※原則、入手してから2週間後以降にレビューします。

 

  • 2014.07.30 でんぱ組.inc 「ちゅるりちゅるりら」 購入
    1. ちゅるりちゅるりら [作詞・作曲:前山田健一 / 編曲:釣俊輔]
    でんぱ組.inc、通算11枚目のシングル。日清「カップヌードル」CMソングとして起用され、でんぱ組.incの知名度を一気に引き上げることに成功させた楽曲。元々、「和」を意識した楽曲が多かったでんぱ組.incでしたが、今回は特にそのイメージが全面的に押し出されていて、和楽器が多用されていたり、歌詞も戦国時代を意識したものが多用されています。また、BPMでんぱ組.inc史上最速で畳み掛けるような展開が特徴。前山田健一作曲ということもあり、ももクロっぽさもありますね。

    ★★★★★★★★★ 9.0

    2. 檸檬色 [作詞:megrock / 作曲:長沼良 / 編曲:飛内将大]
    「ちゅるりちゅるりら」がトリッキーな曲だとしたら、こちらは正統派アイドルソングといったところ。作詞は「キラキラチューン」も手がけたmegrockによるもの。武道館公演を成功させた今のでんぱ組.incの心境を上手く歌詞にしていて感動します。(「ずっと ずっと こんな しあわせが 続くなんて ありえないのに」など

    ★★★★★★★★ 8.0

    ちゅるりちゅるりら(初回限定盤A)ちゅるりちゅるりら(初回限定盤B)ちゅるりちゅるりら(通常盤)★★★★★★★★ 8.0


  • 2014.07.16 Perfume 「Cling Cling」 購入
    1. Cling Cling [作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ]
    Perfume、通算20枚目のシングル。「Party Maker」「1mm」に引き続き、「チョコラBB」CMソングとして起用された、オリエンタルナンバー。MVも曲の雰囲気を引き継いでどこか異国情緒あふれる仕上がりになっています。初めて聴いた時はいまいちピンと来なかったのですが、何度か聴いているうちにクセになってきました。ただ、それはすなわちインパクト不足ということなので、シングル表題曲にしては弱すぎるんじゃないかと思いました。

    ★★★★★★★☆ 7.5

    2. Hold Your Hand [作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ]
    NHKドラマ「サイレント・プア」主題歌。発売前からiTunes Storeで先行配信されていた楽曲。てっきりこの曲が表題曲になると思っていたので、カップリング曲として収録されるとは予想外でした。ドラマ主題歌ということでキャッチーなメロディでありながらも、どこかシリアスな雰囲気が漂う、今までになかったような曲になっています。「絶対割れない君のガラスの心を伝う 涙色の振動に思わず声が出ちゃうよ」というサビのフレーズが印象的。

    ★★★★★★★★ 8.0

    3. DISPLAY [作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ]
    Panasonicの4Kテレビの宣伝用映像のBGMとして制作された楽曲。CAPSULEの音作りに近いような楽曲。歌メロがほとんど無いので、これならいっそのこと「Party Maker」のように7分以上の大作にしてしまってもよかったかも(4分もない短い楽曲なので)。このサウンドで4分弱は短すぎるよなあ。もっと長いバージョンが聴きたい。

    ★★★★★★★☆ 7.5

    4. いじわるなハロー [作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ]
    「DISPLAY」からのこの流れは反則だと思います。フロア向けのイントロから始まり、キャッチーで可愛らしいAメロに入っていく構成は完全に曲順の勝利としか言いようがないです。そしてヤスタカがやりたい放題やってる間奏に入り込む展開にはもうお手上げ。こういうカッコいいけど可愛らしい、というイメージ像をPerfumeには求めているのでその両方をうまく融合させてくれたこの曲が今回のシングルでは一番好きでした。
    ★★★★★★★★☆ 8.5

    Cling Cling (完全生産限定盤)(DVD付)Cling Cling (初回盤)(DVD付)Cling Cling (通常盤)(CDのみ)★★★★★★★★ 8.0


  • 2014.07.09 木村カエラ 「OLE!OH!」 レンタル
    1. OLE!OH! [作詞:木村カエラ / 作曲:Christopher Chu / 編曲:POP ETC]
    木村カエラ、通算20枚目のシングルにして、自主レーベル「ELA」移籍後、初のシングル。今回のシングルは3曲ともカリフォルニアで結成されたグループ「POP ETC」によるプロデュースによるもの。…なのですが、この表題曲は通算20枚目・移籍後初のシングルという節目のシングルにしては少しインパクトに欠ける気が…。一発で耳に残るような中毒性がない上に、結婚と出産を経た木村カエラの29歳(今年で30歳)という年齢にもそぐわないような曲調で若干、年不相応な感じが。

    ★★★★★★ 6.0

    2. MAKE THIS DREAM REAL [作詞:木村カエラ / 作曲:Jonathan Chu, Christopher Chu / 編曲:POP ETC]
    表題曲でも目立っていたキラキラしたシンセの音が印象的なミディアムポップナンバー。やはり海外のミュージシャンが作曲しただけあって、洋楽っぽさがあります。個人的には痛々しいまでのポジティブさに満ち溢れていた「OLE!OH!」よりもこのくらいのテンションの曲の方が年齢的にも合っているような気がします。終盤、何度も繰り返される「MAKE THIS DREAM REAL」のリフレインが印象的。
    ★★★★★★★ 7.0

    3. うさぎとお月様 [作詞:木村カエラ / 作曲:Christopher Chu / 編曲:POP ETC]
    前2曲とは打って変わってアコースティックテイストのスローバラード。かと思いきやサビではいきなりエレキギターが入ってきてロッカバラードに。意外な展開はあるものの、あまり耳に残る曲ではないかなと。
    ★★★★★ 5.0

    OLE!OH!(初回限定盤)OLE!OH!(通常盤)★★★★★★ 6.0