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好きなアーティストをランキングで紹介してみた PART16

毎年4月と10月に作成している…いや、作成していたランキング第16弾です。というのも、前回が本来ならば昨年4月に作成すべきだったのを8月に作成してそれっきりだったので、今回も本来ならば昨年10月に作成すべきだったはずのもの、ということになってしまうという…笑。前回「もはや年1ペースにすべきレベル」と書いていましたが、本当にその通りになってしまってますねー。次回もまた自分が思い出した頃(確実に来年以降)になるでしょう笑。

まぁ、このブログに関しては完全に自己満足なので、そのくらいがちょうどいいのかなと。ここ数年は何か文章を書くとしたらツイッターしかなかったので、文字数制限を気にせずに連々と書けるというのはなんだか懐かしい感じ。ツイッターでもたまーに連投してますが…笑。人の目を気にせず書きたいこと書くのって楽しいですからね。

…前置きが長くなってしまいましたが、こっから本題のランキングですー。ででんっ。

(※解散・引退していたり、活動休止中のアーティストや、各アーティストのメンバーのソロ活動につきましてはランキング対象外としています。)

◆前回:好きなアーティストをランキングで紹介してみた PART15

 

Future Pop(通常盤)(Blu-ray付)1位:Perfume(前回 1位 / 最高位タイ)
2017年以降でお気に入りの曲:「Future Pop」「Let Me Know」「無限未来」
(1位→1位→1位→2位→2位→2位→5位→1位→2位→4位→3位→1位→1位→1位→1位→1位)

Perfumeに関してはもはや解散や活動休止をしない限り、もうこの先ずっと1位だと思います。今までの推移を見ても分かるように、過去に最も低い順位だと5位にまで落ちたことがあり(参考:2013年3月に作成した当企画の第7弾)、そこからまた1位に復活しているという経緯があります。Perfumeに限らず、一度冷めた熱が再燃することってなかなか無いんですよね。その時に一時的に冷めた理由としては海外進出による国内公演の減少(特に地方での公演は全くと言っていいほど無かった…)が挙げられるんですが、近年は国内ツアーと並行して海外ツアーを行うようになったのでその不満は解消されました。現在開催中のツアーも大晦日のカウントダウンライブを終えると、今年9月に台風の影響で中止となった大阪公演の振替公演を来年3月に行い、その前か後かまだ不明ですが初春に海外ツアーを行う予定となっています。今年5月に開催されたファンクラブ会員限定ツアー(8年ぶり2度目!)に参加できた上に、年内に今度はアルバムツアーに参加できるなんて…今年でファン歴10周年になりますが、年に2回もPerfumeのライブに行けるなんて初めてなので嬉しいです(2015年の「3:5:6:9」広島2DAYSは除く)
そして更に熱が再燃している理由はもうひとつ、純粋に曲が良いということ。ファン歴10周年で未だに最新作をここまでリピートして聴けるアーティストってなかなかいないんじゃないかと思います。最新アルバム『Future Pop』も発売から2ヶ月経った今もなお聴いています。飽きない…!12月23日・24日のマリンメッセ福岡公演が待ち遠しいです。

(画像をクリックすると最新曲「Future Pop」「Let Me Know」のMVが視聴できます)

 

クソカワPARTY(AL)(1ヶ月限定フラッシュプライス盤)2位:大森靖子(前回 2位 / 最高位タイ)
2017年以降でお気に入りの曲:「死神」「GIRL'S GIRL」「アナログシンコペーション
(2位→6位→2位→2位→2位→2位)

大森靖子もずーっと2位ですね。やっぱりこの人の音楽というか生き様にはずーっと支えられっぱなしなので、ある意味こちらもこの先ずっと不動なのかなぁ。
2016年『TOKYO BLACK HOLE』、2017年『kitixxxgaia』、2018年『クソカワPARTY』…と、ここ3年間毎年アルバムを出していますが、正直クオリティというか作風はだんだん自分好みではなくなってきてます。『kitixxxgaia』は他アーティストとのコラボ曲や、作曲家からの提供曲がほとんどだったり、最新作『クソカワPARTY』は凛として時雨のボーカルTKプロデュースによるシングル「draw (A) drow」の路線を踏襲するかのようなゴリゴリのロックサウンドがアルバムのほとんどを占めていたり(ただしその「draw (A) drow」は未収録で、何故か従来のアコースティック路線に近いサウンドだったc/wの「わたしみ」だけが収録されている)。ただ、『kitixxxgaia』は前述のように提供曲が多かったので別として、『クソカワPARTY』では全曲作詞作曲を手がけているということで、作ってる人が一緒なので言葉と歌は相変わらず力強いんですよね。共感できるし、普段思っててもうまく言葉で言い表せないようなぐちゃぐちゃした感情もこの人はスッと歌い上げてしまう。曲や路線がいまいち好きになれなくても「今はこういう気分なんだな」で納得できちゃう。大森さん自身も「音楽に救われてる人」みたいなのでそういう人の歌はやっぱり響くんだなと。先日行われたアルバムツアーの福岡公演は体調不良で参加できませんでした…残念。またいつか機会があることを信じて待っています。

(画像をクリックすると最新曲「死神」「GIRL'S GIRL」のMVが視聴できます)

 

IMPERIAL BLUE3位:モーモールルギャバン(前回 5位 / 最高位タイ)
2017年以降でお気に入りの曲:「7秒」「IMPERIAL BLUE」「ガラスの三十代」
(7位→5位→3位→5位→4位→7位→7位→5位→6位→6位→5位→3位)

ここに来てモーモールルギャバンが過去最高位の3位まで再浮上してきましたー!それもそのはず、最近モーモーがヤバいんです。
2015年に約1年間の活動休止を経て復活後、2015年『シャンゼリゼ』、2016年『PIRATES of Dr. PANTY』、2017年『ヤンキーとKISS』、そして今年9月に初のセルフプロデュース作となる『IMPERIAL BLUE』をリリースしたんですが、これが最高傑作なのでは?と思えるほど素晴らしいアルバムでした。このタイミングで事務所やプロデューサーから離れるというのはかなり思い切った決断だったと思うんですが、音楽的には正解だったんじゃないか?と思ってしまいます。特にリード曲の「7秒」は「あーやっぱモーモールルギャバンいいなー」と素直に思えるような、バンドの魅力がシンプルに詰まった1曲ですし、「IMPERIAL BLUE」はまた一転、バンドの新基軸を思わせるような「普通にカッコいい」1曲になっています。モーモールルギャバン=ステージ上でパンイチでパンティーパンティー叫んでる変態バンド、というイメージはもう捨てたほうがいい、と断言できるアルバムです。もちろんパンティーコールは今後もやってほしいんですが(笑)、それだけじゃないよ、って声を大にして言いたい。10月12日から久々の全国ツアーが始まりましたが、九州ではなんと天神(福岡)、黒崎(北九州)、熊本、鹿児島…と4公演もやってくれます!このうち11月25日の熊本公演に行きます。モーモーのライブは久々なので楽しみです…!

(画像をクリックすると最新曲「7秒」「IMPERIAL BLUE」のMVが視聴できます)

 

MAN HUMAN4位:電気グルーヴ(前回 8位 / 最高 3位)
2017年以降でお気に入りの曲:「MAN HUMAN」「人間大統領」「トロピカル・ラヴ」
(4位→4位→3位→5位→6位→7位→9位→11位→8位→4位)

昨年3月に4年ぶりのアルバム『TROPICAL LOVE』をリリースして以降、最新音源としては今年1月にシングル「MAN HUMAN」をリリースしたのみで、あとはベスト盤やインスト盤、ライブ映像作品のリリースのみに留まっているんですが、最新アルバムが4年ぶりということからも分かるように電気に関してはそれが通常運転。それがなぜ今回4位にまで上がってきたのかというと…。単純に最近またハマりつつあるからです笑。『TROPICAL LOVE』は、前作『人間と動物』に比べると正直そこまで好みではなかったんですが、やはり過去の名盤・名曲・名(迷?)MVなどを見聴きしているうちに「やっぱ電気グルーヴかっこええー」となったわけです。特にMVやライブなど映像の出来が素晴らしい。タイミングが悪いのか何故か電気は毎回ライブ映像作品を出すたびに金欠状態なのであまりライブ映像作品を持っていないのが残念。こないだやっと『塗糞祭』のBlu-rayを入手しましたが、やっぱいいですね。MVも「Cafe de 鬼(顔と科学)」や「モノノケダンス」「Fake it!」「SHAMEFUL」など思わず見入ってしまうものばかり。曲のクオリティの高さはもちろん、映像面でも楽しめるのが素晴らしい。次のアルバム出したら全国ツアーやってくれるかな…ライブ行きたい…。
下に貼っているのは「Fallin' Down」のライブ映像(と「トロピカル・ラヴ」のMV)なんですが、これは最新シングル「MAN HUMAN」のMVが制作されていないため。ライブかっこいいんで是非。

(画像をクリックすると最新映像作品『クラーケン鷹』より「Fallin' Down」のライブ映像と、最新曲「トロピカル・ラヴ」のMVが視聴できます)

 

解放区への旅 通常盤5位:黒木渚(前回 3位 / 最高 3位)
2017年以降でお気に入りの曲:「解放区への旅」「火の鳥」「ブルー」
(3位→3位→5位)

2016年に咽頭ジストニア発症のため活動休止を発表し、開催が決定していた全国ツアーも全公演中止となり、ファンになって初めての黒木渚ライブということもあって落胆していたのも束の間、昨年9月にシングル「解放区への旅」をリリースし、その直後に東京、10月に福岡、12月に大阪・名古屋で行われたワンマンライブで活動を再開。それ以降、音源のリリースは配信限定の「砂の城」のみとなっています。まだ完全に治りきっていなかったんでしょうか…。復活ライブは個人的に黒木渚に限らず今まで聴いてきた曲の中でもTOP5に入るんじゃないかという勢いで好きな楽曲「君が私をダメにする」が聴けなかったということや、会場があまりライブ向きじゃないのでは?という造りでステージが全く見えなかったということもあって、満足度はあまり高くなかったのですが、それでもやっと生で黒木渚のライブを見れたということもあり、今後に期待していたんですが、それ以降の活動が…。といったことから今回5位にランクダウンとなってしまいました。「解放区への旅」に収録されている4曲はどれも素晴らしかったですし、活動が停滞している理由が喉の不調なのかどうかは不明ですが、そろそろ新曲が聴きたいところです。

(画像をクリックすると最新曲「解放区への旅」のMVと、今年2月に行われたワンマンライブでの「ブルー」のライブ映像が視聴できます)

 

少女フィクション (通常盤)6位:アーバンギャルド(前回 7位 / 最高 1位)
2017年以降でお気に入りの曲:「少女にしやがれ」「あくまで悪魔」「天使にしやがれ」
(3位→3位→3位→1位→2位→7位→2位→5位→10位→8位→8位→7位→6位)

今年4月にデビュー10周年を記念したアルバム『少女フィクション』をリリースしたアーバンギャルドが6位にランクイン。2015年におおくぼけい(Key)が加入して現体制になってからはメンバー間の仲も良好なようで、音楽的にもだいぶ安定したような感じはありますが、2014年に3年間在籍したユニバーサルミュージックから徳間ジャパンに移籍したかと思いきや、2015年に今度はKADOKAWA(旧メディアファクトリー)に移籍、2016年以降はメジャー契約が終了し、インディーズに戻っているようです。ただ、元々熱狂的なファンが多いバンドというのもあり、昨年1月にリリースしたシングル「あくまで悪魔」は初のオリコンTOP20入りを果たしたり、今年4月には10周年記念公演をバンドにとって過去最大規模の会場となる中野サンプラザで開催したりと、むしろインディーズのほうが安定した活動ができるのでは、と思ってしまいます。
2016年に浜崎容子(Vo)、2017年に松永天馬(Vo)とおおくぼけい(Key)、2018年に瀬々信(Gt)がそれぞれソロアルバムをリリースするなど、ソロ活動も活発となっていますが、今年は10周年ということもあり、11月にスペシャルアルバムと名だったベスト盤『愛と幻想のアーバンギャルド』をリリースするようです。2016年の全国ツアー「ショート・グッドバイ・ツアー」で「しばらく地方でのライブはない」と明言した通り、ツアーをやっても東名阪のみということで、それ以来一度もライブに行けていないのでどこか遠巻きに活動を見守っているような状態ですが…久々にライブ行きたいなあ。

(画像をクリックすると最新曲「あたしフィクション」「あくまで悪魔」のMVが視聴できます)

 

わがまマニア7位:CHAI(初登場)
2017年以降でお気に入りの曲:「フューチャー」「N.E.O.」「sayonara complex」

「ニュー・エキサイト・オンナバンド(New Excite Onna-band)」を自称し、「NEOかわいい」「コンプレックスはアートなり」といったコンセプトを掲げて活動する4人組バンド“CHAI”が初登場。きっかけは何だったか覚えていませんが、「N.E.O.」のMVを見てとにかくすごいバンドが出てきたなと思ったのを覚えています。確かな演奏力、洋楽からの影響を感じる楽曲のセンス、そして何より自らのコンプレックスを「NEOかわいい」と表現し昇華させるそのポジティブさ。すべての女子のみならず全人類をも全肯定してしまうようなバンドのコンセプトに多くのコンプレックスを抱える現代人なら誰しもが共感できるのでは…?
昨年10月に「N.E.O.」「ボーイズ・セコ・メン」「sayonara complex」(すべてMVが制作されていますので是非聴いてほしい!)などキラーチューン揃いの大傑作『PINK』をリリースし、今年5月に最新作『わがまマニア』をリリース。その勢いのまま11月には初のシングル「GREAT JOB / ウィンタイム」をリリース予定。快進撃を続けるCHAIから今後も目が離せません…!

(画像をクリックすると最新曲「フューチャー」「N.E.O.」のMVが視聴できます)

 

マリーゴールド8位:あいみょん(初登場)
2017年以降でお気に入りの曲:「マリーゴールド」「満月の夜なら」「君はロックを聴かない」

若い世代を中心にブレイク中の女性シンガーソングライター“あいみょん”が初登場。「君はロックを聴かない」を聴いたのがファンになったきっかけだと思うんですが、90年代のJ-POP感があって懐かしい曲だなぁという理由で興味を持ったように覚えています。インディーズからのリリースだったとはいえ、デビュー曲が「貴方解剖純愛歌 ~死ね~」という地上波ではまず放送できないであろう過激な歌詞の楽曲だったり、メジャーデビュー曲「生きていたんだよな」の歌詞も飛び降り自殺した女子高生がテーマだったり、当初はそういった路線だったんでしょうか。ただ「君はロックを聴かない」が注目を集めたのもあってか、それ以降のシングルは「満月の夜なら」「マリーゴールド」などアコースティック色の強いバラードが多いですね。「マリーゴールド」は特に90年代感が強く、若い世代には逆に新鮮に聴こえるのかなぁ…なんて。純粋にいい曲なのでこういうのが流行るのは嬉しい限りですけどね。11月にリリースされるシングル「今夜このまま」がドラマ主題歌に抜擢されるなど、今後さらにブレイクが期待できそうです。

(画像をクリックすると最新曲「今夜このまま」「マリーゴールド」のMVが視聴できます)

 

ミライのテーマ / うたのきしゃ 【通常盤】9位:山下達郎(初登場)
2017年以降でお気に入りの曲:「ミライのテーマ」「うたのきしゃ」「REBORN」

出ました、いきなり毛色の違う超大物歌手。笑
完全に達郎さんの大ファンである某知人の影響ですね。自分なんぞが良さや魅力を紹介する必要などもはや無いよなーって感じですが。ライブも一緒に見に行きましたが、やっぱり大物は格が違うなーと。65歳であんなにパワフルなパフォーマンスができるのも、未だに第一線でコンスタントに楽曲を発表しているのも普通にすごい。いわゆる忖度ではないですけど笑、まだそこまで聴き込めていないのにちょっと上位に持ってきすぎかなという気もしないではないですが…。アルバムだと『僕の中の少年』が好み。自分が達郎さんの曲の中で一番最初に興味を持った「踊ろよ、フィッシュ」や、「新・東京ラプソディ」「マーマレイド・グッドバイ」など名曲多し。1991年リリースの『ARTISAN』以降は、1998年『COZY』、2005年『SONORITE』、2011年『Ray Of Hope』…と6~7年のブランクを経てアルバムを出しているようですが、今年で既に前作から7年経っているので流石にそろそろ新しいアルバムが聴きたいところです。今年は映画「未来のミライ」主題歌となった「ミライのテーマ」がヒットしていましたが、アルバムは来年以降になりそう…?6月から開催中の全国ツアーは11月の福岡サンパレス公演でファイナルを迎えるということで、その後に何らかの展開があることに期待。

(画像をクリックすると最新曲「ミライのテーマ」の映画バージョンMVが視聴できます)

 

催眠術(完全生産限定盤)(DVD付)10位:女王蜂(初登場)
2017年以降でお気に入りの曲:「HALF」「金星」「失楽園

2009年に神戸で結成された4人組バンド“女王蜂”が初登場。本名、生年月日、性別、国籍など何もかもが非公表となっている謎多きバンドなのが特徴。ボーカルのアヴちゃんこと薔薇園アヴがPerfumeファンを自称しており、NHKMUSIC JAPAN」で共演した際にも「Perfumeに憧れてこのバンドを始めた」と公言するなど、その時から興味はあったものの、特に音源を聴くなどすることはなく時は流れ、数ヶ月前にたまたまYouTubeで「金星」のMVを見て「これはすごい!」と思ったのがファンになったきっかけだったはず。とにかくドがつくほどキャッチーで後々女王蜂の楽曲を色々聴いていくとその曲が飛び抜けてキャッチーだったことが分かったんですが(笑)、とにかく名曲。「打上花火」で後にブレイクしたDAOKOをフィーチャリングしたバージョンの「金星」が収録されているアルバム『Q』には他にも「失楽園」という楽曲も収録されていて、これもまた良い曲。4月にはアニメ「東京喰種:re」のエンディングテーマとして起用された「HALF」をシングルとしてリリースし、10月には完全生産限定シングル「催眠術」をリリース。これもまた独特なサウンドの楽曲でした。今後の活動に期待。

(画像をクリックすると最新曲「催眠術」「金星」のMVが視聴できます)

 

Digital Native(初回限定盤)<CD2枚組>11位:CAPSULE / 中田ヤスタカ(前回 TOP10圏外 / 最高 2位)
2017年以降でお気に入りの曲:「White Cube」「Crazy Crazy feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu」
(2位→6位→3位→4位→4位→4位→6位→8位→5位→11位→8位→8位→10位→12位→TOP10圏外→11位)

Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサーとして知られる中田ヤスタカ、そしてその中田ヤスタカとボーカリストこしじまとしこによるユニット“CAPSULE”がランクイン。元々中田ヤスタカCAPSULEとして2001年にデビューしていますが、CAPSULEとしての音源の発表は2015年にリリースした『WAVE RUNNER』以降無いため、中田ヤスタカ名義でもランクインという形にしています。
2017年にきゃりーぱみゅぱみゅとのスプリットシングルとして、「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)」をリリースしたのを皮切りに、今年2月にはソロ名義としては初のアルバム『Digital Native』をリリース。米津玄師をフィーチャリングボーカルに迎えた「NANIMONO」や、前述の「Crazy Crazy」など、様々なフィーチャリングゲストを迎えた楽曲を収録したアルバムになっており、特にリード曲の「White Cube」は後に発表されたPerfume「Future Pop」にも通じるような高揚感あふれるサウンドに仕上がっていて良かったです。…ただ、そろそろCAPSULEとしての作品も聴きたいところ。ソロアルバムを出したことでCAPSULEとの境界線がだいぶ無くなってしまった感じがしますが…こしじまさんの歌も久々に聴きたいところです…。

(画像をクリックすると中田ヤスタカ名義での最新曲「White Cube」のMVが視聴できます)

 

プレシャスサマー!  (通常盤)12位:でんぱ組.inc(前回 6位 / 最高 1位)
2017年以降でお気に入りの曲:「ギラメタスでんぱスターズ」「プレシャスサマー!」
(1位→1位→1位→2位→5位→7位→6位→12位)

見事なまでの右肩下がり。前回に引き続き「どうしてこうなった」としか言いようがないです。
メンバー6人(当時)全員の暗い過去を赤裸々に吐露した「W.W.D」シリーズを聴いて「こんな曲を歌うアイドルがいたとは!」と衝撃を受けたのが5年前の2013年。それまでの集大成とも言える『WORLD WIDE DEMPA』(2013年)、ブレイクを果たした当時の勢いを感じさせる『WWDD』(2015年)、どちらのアルバムも本当に完成度が高く収録曲はどれも何度も聴きました。…ところが、それ以降は急に楽曲のクオリティが以前ほど高いものとは言えなくなり、2016年に発表されたアルバム『GOGO DEMPA』には本当にがっかりさせられました。そして2017年1月に行われたツアー中、古川未鈴の「これからしばらくライブの予定がない」といった発言がファンの間で波紋を呼んでいましたが、その年の8月に最上もがが脱退。しばらくは残った5人で活動を続けるのかと思いきや、12月に行われた久々のライブで新メンバー2人が加入。7人での新体制となり、今年に入ってシングル2枚をリリースしています。9月にリリースされた「プレシャスサマー!」は、かつて「でんでんぱっしょん」や「でんぱーりーナイト」などのキラーチューンを数多くでんぱ組.incに提供してきたWiennersの玉屋2060%による楽曲でしたが、それらのキラーチューンには一歩及ばずといった印象でした。…そして、今月さらに追い打ちをかけるように、夢眠ねむが来年1月の武道館公演で卒業、3月に引退をすると発表。やっと新体制で落ち着くのかと思いきや、またですか!と。ここまで来ると流石にもはや面白い。もうついていける人だけついていけばいいんじゃないでしょうか…。

(画像をクリックすると最新曲「プレシャスサマー!」のライブ映像を編集したMV?が視聴できます)

 

TEN※通常盤(CD)13位:Wienners(前回 TOP10圏外 / 最高 8位)
2017年以降でお気に入りの曲:「恋のバングラビート」
(8位→9位→11位→11位→13位→TOP10圏外→13位)

前回のランキングで不覚にも11位以下のランキングを記録しそびれてしまっていたため、圏外という表記にしています。
2014年9月にキーボードとドラムの2人が脱退し、2015年5月に同じパートのメンバーが新たに加入。11月に新体制第1弾シングルとして「みずいろときいろ」、2016年10月にミニアルバム『GOKOH』、2017年8月に再録ベストアルバム『BEST NEW RETAKES』、今年6月に4年ぶりのフルアルバム『TEN』をリリース。そのタイトル通り、今年で結成10年目(来年で10周年)を迎えたそうで。ボーカルの玉屋2060%がでんぱ組.incに楽曲提供したこともあり、でんぱ組のブレイクとほぼ同時期から聴き始めましたが、メジャーデビュー直後のメンバー脱退といった逆境を乗り越えての10周年ということで。Wiennersは男女ツインボーカル的な側面もあり、メンバーのひとりはキーボード兼ボーカルも担っているんですが、個人的には旧メンバーのほうが好みの声だったので再録ベストでも「蒼天ディライト」などは正直…うーん…って感じで。ただ「みずいろときいろ」「おおるないとじゃっぷせっしょん」など刺さる曲は多いですし、最新アルバム『TEN』のリード曲「恋のバングラビート」も良い意味でヘンテコすぎる曲。今後も注目していきたいと思います。

(画像をクリックすると最新曲「恋のバングラビート」のMVが視聴できます)

 

ガラパゴス14位:水曜日のカンパネラ(前回 4位 / 最高 4位)
2017年以降でお気に入りの曲:「チンギス・ハン」「アマノウズメ」「ガラ」
(4位→4位→4位→4位→14位)

4回連続4位からいきなりの14位。何気に12位のでんぱ組.inc以上に興味を失いつつあるのがこの水曜日のカンパネラなのかも…。
『私を鬼が島に連れてって』(2014年)、『ジパング』(2015年)、『SUPERMAN』(2017年)…ここまでは本当に快進撃というのに相応しい内容で、毎回前作を超えてくるので次はどうなってしまうんだろう?と思いながら聴いていました。2017年2月にアルバム『SUPERMAN』をリリースし、3月には初の武道館公演を開催。5月~7月に「メロス」「贏政」「ピカソ」の3曲を、11月に「ガラ」をそれぞれ配信限定でリリース。「ガラ」はまだキャッチーなほうだったんですが、それ以外はどれもいまいち印象に残らない出来で…それまでの定番だったラップもほぼ封印した歌モノの割に。今年6月にアルバム『ガラパゴス』をリリースしましたが、リード曲としてMVが何曲か公開されていましたが、これもいまいちピンと来なかったので未だにアルバム聴けてません。売上にも如実に表れており、全国流通となってオリコン集計対象となった『ジパング』以降、11位(ジパング)→12位(UMA)→9位(SUPERMAN)→28位(ガラパゴス)と最高位も急落。注目度が一気に下がっているのがわかります。でんぱ組もそうでしたが、武道館やると急に勢いがなくなるのが不思議。“主演・歌唱”を務めるコムアイのキャラもぶれぶれというか、何がしたいのかよくわからない状態になってしまっていて、自分はこのグループのどこに惹かれたんだろう?と思ってしまわざるを得ません…。それを思い出させてくれるような路線に戻ってほしい…。

(画像をクリックすると最新曲「かぐや姫」のMVが視聴できます)

 

泣きたくなるほど嬉しい日々に(通常盤)15位:クリープハイプ(前回 TOP10圏外 / 最高 6位)
2017年以降でお気に入りの曲:「栞」「イト」
(6位→17位→21位→17位→20位→28位→16位→TOP10圏外→15位)

今年9月にメジャー5枚目となるフルアルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』をリリースしたクリープハイプが15位に。このバンドも安定して上位にランクインし続けていますね。そこまで大ファンというわけではないんですが、ほんと安定して良曲を出し続けているなという印象です。特に「FM802 × TSUTAYA ACCESS キャンペーンソング」として書き下ろされ、あいみょんスガシカオなどが参加した「栞」はとびきりキャッチーで今年結構いろんなとこで耳にした気がします。6thシングル「百八円の恋」から11thシングル「イト」まで6曲連続で映画・CM・ドラマいずれかのタイアップが付いているようですが、確かに毎回これだけキャッチーな曲を出しているのでそれも納得。未だにライブを見たことがないので、いつか見てみたいなと。

(画像をクリックすると最新曲「栞」のMVが視聴できます)

 

女優姉妹 (通常盤)16位:吉澤嘉代子(初登場)
2017年以降でお気に入りの曲:「残ってる」「月曜日戦争」「地獄タクシー」

(画像をクリックすると最新曲「ミューズ」のMVが視聴できます)

 

ツン×デレ17位:神聖かまってちゃん(前回 9位 / 最高 1位)
2017年以降でお気に入りの曲:「イマドキの子」
(2位→1位→1位→1位→2位→3位→6位→3位→4位→9位→7位→9位→9位→17位)

(画像をクリックすると最新曲「33才の夏休み」のMVが視聴できます)

 

トロイメライ(特典なし)18位:YUKI(前回 TOP10圏外 / 最高 6位)
2017年以降でお気に入りの曲:「トロイメライ
(6位→8位→9位→9位→14位→17位→11位→14位→11位→14位→13位→22位→23位→19位→TOP10圏外→18位)

(画像をクリックすると最新曲「トロイメライ」のMVが視聴できます)

 

ネオンと虎【通常盤】19位:パスピエ(前回 10位 / 最高 7位)
2017年以降でお気に入りの曲:「スーパーカー」「ラストダンス」
(11位→10位→7位→9位→10位→19位→19位→30位→25位→10位→19位)

(画像をクリックすると最新曲「ネオンと虎」のMVが視聴できます)

 

目が醒めるまで【通常盤】20位:竜人(ソロとしては初登場)
2017年以降でお気に入りの曲:「25♡」(清 竜人25としての楽曲)
(清 竜人25時代:3位→3位→5位)

(画像をクリックすると最新曲「目が醒めるまで (Duet with 吉澤嘉代子)」のMVが視聴できます)

 

【以下 順不同】

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