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by frugra / since 2009.10.17

【Original Playlist】GARNET CROW bestscope

2013年6月に解散したGARNET CROWが、先日3月29日にデビュー20周年を迎えたことを記念して、「GARNET CROW 20th Anniversary企画」を始動することを発表しました。現時点で企画の詳細はまだ発表されていませんが、記念日に何の発表もないのはかなり不自然なので、解散後にやっていたフィルムコンサートを20周年記念で再び開催する予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で開催できなくなったので、とりあえず企画としてなんかやるよ!ということだけ発表した…といった事情なのかなぁ、と…。

それはともかく、今年でデビュー20周年というのは大ファンである自分は当然ながら把握していましたので、何かあるんじゃないかな?とこっそり期待しつつ、曲を聴きながらGARNET CROW熱を密かに高めていたので、案の定発表があったことについては半分予想外、半分嬉しい!といった心境でした。けど発表の仕方からして企画の内容にはあんまり期待できないかなぁ…とも。笑

で、GARNET CROW熱が密かに高まっていましたので、20周年企画の始動を受けて、今回マイベストを作ってみましたー!(相変わらず前置きが長い)

某所で拾ったスクリプトで全167曲をランキングにして、上位30曲を2枚のベスト盤にしてみました。各曲の解説とともにご覧ください。

 

まず上位30曲の分け方ですが、単純に曲のテーマが暗いかどうかです。といっても、厳密に分けた訳ではなく、全体のバランスなども考慮して分けたので、その辺は適当に流してください。。笑

 

【Disc 1: GARNET Side】

  1. 夏の幻
    2000年10月発売、5thシングル。ランキング2位。アニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ。自らの音楽性をネオ・ネオアコと自称していた時期なだけあり、アコースティックギターの印象が曲の出だしから強く残ります。コナンのテーマソングというのもあって、知名度もファン人気も高い初期の名曲。GARNET CROWの曲の中でも特に小さい頃から聴き続けている曲なので、もはや客観的に解説できない…。イントロはBritney Spears「I will be there」のパk…オマージュ。そのせいか数多くのベスト盤に収録されている曲にも関わらず、オリジナルバージョンは1stアルバム『first soundscope ~水のない晴れた海へ~』と、ベスト盤『THE ONE ~ALL SINGLES BEST~』にしか入っていません…。
  2. flying
    2000年11月発売、6thシングル。ランキング14位。ゲームソフト「テイルズ オブ エターニア」テーマソング。重厚感のあるイントロから始まるミディアムナンバー。この曲もタイアップの影響で知名度が高いようですね。中村さんの突き抜けるような歌声が響くサビの開放感、そして幾重にも重なるサビのコーラスがとにかく気持ちいい。シングルでいうと「call my name」までは、Instrumental(いわゆるオリジナルカラオケ)にコーラスが収録されていたんですよね。ということで、シングル盤を買うとコーラスがより楽しめます。
  3. Rhythm
    2001年1月発売、1stアルバム『first soundscope ~水のない晴れた海へ~』収録曲。ランキング29位。当初は2000年8月に4thシングルとして発売予定だったものの、直前に中止となった経緯もあるだけに、元から完成度の高い1stアルバムの中でも頭一つ抜けている感のある一曲。「flying」同様、重厚感のある曲調に加え、最後まで駆け抜けるような疾走感があり、GARNET CROWの曲の中でも特にロック色の強い一曲です。大サビ前(2:45あたり~)で繰り返される「I want to slide your heart...」の崇高さたるや…。ライブでも披露されることが多かったせいか、ファン人気も高いようで、解散後にリリースされた『REQUEST BEST』にも収録されています。
  4. U
    2004年12月発売、4thアルバム『I'm waiting 4 you』収録曲。ランキング30位。アップテンポともミディアムテンポとも言えない、この何とも形容できない曲調はまさにGARNET CROWならでは、というか。1stアルバムの次に好きな4thアルバムの中でも白眉のような存在の一曲。大サビの途中(3:05あたり)一瞬音が止まった後に転調するところのスリリングさがたまりません。
  5. クリスタル・ゲージ
    2002年12月発売、12thシングル。ランキング5位。タイトル通り、透明感のあるサウンドが特徴的なミディアムナンバー。ネオアコ路線と言えたのは恐らくこの曲まで。高低差の激しい複雑なメロディはGARNET CROWの曲の中でも特に歌いこなすのが難しい…と思います。曲中通して鳴っている風のようなシンセの音と、中村さんの消えゆきそうなほどのボーカルがこの曲の冷ややかな空気感をうまく演出していると思います。ラストのアコギの終わり方もクール。
  6. HAPPY DAYS?
    2001年1月発売、1stアルバム『first soundscope ~水のない晴れた海へ~』収録曲。ランキング24位。「クリスタル・ゲージ」のラストのアコギから、この曲の出だしのアコギに繋がる曲順は割とお気に入り。にしてもこの『first soundscope』率の高さ…ほんと1stアルバム好きなんだなと我ながら思います。疾走感がありつつ、どこか憂いや陰鬱さを帯びた雰囲気はGARNET CROWというバンド名にぴったり。聴き慣れすぎて何とも思わなくなりましたが、この曲のメロディの複雑怪奇さは実際に歌ってみると、より分かりやすいかと…。
  7. Flower
    2004年11月発売、17thシングル「忘れ咲き」収録曲。ランキング28位。GARNET CROWはシングル曲よりもカップリング曲に名曲あり、という意見はファンの間でも共通認識だと思うんですが、当時は個人的にこの曲の良さはそこまで分かっておらず…。ただ、数年前に久々に聴いてみたところ、1番と2番でAメロ・Bメロがまったく違うメロディになっているという複雑な曲構成に度肝を抜かれてしまい、それからすっかりこの曲の虜になってしまいました。これはもうプログレです。
  8. Holding you, and swinging
    2001年1月発売、1stアルバム『first soundscope ~水のない晴れた海へ~』収録曲。ランキング23位。1stアルバムの中でも異彩を放つ、R&Bテイストのミディアムナンバー。自然と身体が左右に動きます。横ノリの曲はGARNET CROWの曲の中でも結構珍しいような。末期は声質が力強くなり、高音を張り上げて歌うようになった中村さんですが、本来中村さんのボーカルの強みはファルセットで、この曲ではそれが存分に堪能できます。大サビ前(2:56あたり~)鐘の音が鳴り響く中、半音下げでサビが歌われるのですが、その部分の神々しさが凄まじい。1stアルバムがやっぱり最高傑作だなぁ…しみじみ…。
  9. Marionette Fantasia
    2003年11月発売、3rdアルバム『Crystallize ~君という光~』収録曲。ランキング13位。神々しい曲2連発。三拍子のリズムが心地良いミディアムナンバー。アコギとピアノの音が優しく中村さんのボーカルを包み込む名曲。歌詞もAZUKI節が炸裂しており、グリム童話をモチーフにしているのは分かりますが、サビで「ti ta ta ta」「din da da da」など擬音語が連発されるという…。大サビ前(3:20あたり~)「la la la la la 私に似たあの人へと~」のくだりは聴く度にぞくぞくします。メロディ、ボーカル、アレンジすべてが完成度の高い名曲。
  10. 今日の君と明日を待つ
    2003年11月発売、3rdアルバム『Crystallize ~君という光~』収録曲。ランキング11位。アルバムではパーカッションの音が心地良い「永遠を駆け抜ける一瞬の僕ら」に繋がる曲順が神がかっているのですが、ここではそれを踏襲して雰囲気を一変させる正統派のバラードに繋げてみました。緊張感のある「Marionette Fantasia」の雰囲気が一気に緩和されます。曲に関しては冬の冷たさと暖かさを共存させたような一曲。転調に次ぐ転調をうまくまとめあげる古井さんのアレンジがとにかく凄い。AメロからBメロに移り変わるところの転調、そしてそのBメロの中で更に転調するこの展開をこれだけ違和感なく聴かせられる凄さ…。
  11. やさしい雨
    2004年6月発売、16thシングル「君を飾る花を咲かそう」収録曲。ランキング26位。二胡?のような音色が印象的なミディアムナンバー。コンセプトアルバム『All Lovers』にも収録されていますが、そこでは別バージョンで収録されているので、オリジナルバージョンは未だにアルバム未収録。個人的には原曲のほうが好き。2番のサビ(2:00あたり~)で倍テンになって一気に疾走感のある曲調になるのと、大サビで転調するドラマチックな展開が好きなのです。カップリングにこのクオリティの曲を持ってこれるのが凄いよなあ。
  12. 祭りのじかん
    2004年11月発売、17thシングル「忘れ咲き」収録曲。ランキング12位。こちらは完全にアルバム未収録の楽曲。夏祭りの賑やかさと終わった後の虚しさを歌った楽曲。この曲の歌詞もAZUKI節が炸裂していて「人ゴミは苦手だし遠回りで 今日は避けて帰ろう 静けさ取り戻すまで」「いつかまた出会える人 その日限りただすれ違う人」などなど…こういう価値観というか感じ方は自分に多大なる影響を与えている気がします。大サビ(2:27あたり~)の転調で下のパートを歌うところ、ほんとドラマチックで好きです。なんでアルバム未収録なんだろう…。
  13. 空色の猫
    2005年10月発売、ベストアルバム『Best』収録曲。ランキング20位。岩田さゆりの2ndシングルとして、GARNET CROW(作詞:AZUKI 七、作曲:中村由利、編曲:古井弘人)として唯一提供した楽曲のセルフカバー。GARNET CROWの曲では珍しく、生ドラムでレコーディングされており、バンド感の強い一曲。この曲はとにかく歌詞がよくて、「少しだけ無理をして誰かに合わせてみたけど それ程にね この世界は狭くもない筈でしょう」という部分は聴いていてグッとくるものがあります。
  14. 君 連れ去る時の訪れを
    2004年12月発売、4thアルバム『I'm waiting 4 you』収録曲。ランキング8位。個人的に1stアルバムの次に好きなのがこの4thアルバムなのですが、この曲は4thアルバムだけでなくGARNET CROWの曲の中でも特に完成度の高い一曲だと思っています。歌詞・メロディ・アレンジどれをとっても最高品質。個人的には4thアルバムまでが初期という位置づけで、一番思い入れが深いのもその頃までの曲です。歌詞はこれもまたAZUKI節が炸裂しており、内容もさることながら、「実体なくなる」を「ぼくらきえる」と読ませる当て字はもはやAZUKI節の極致。
  15. Nostalgia
    2012年9月発売、34thシングル。ランキング22位。大団円感あふれる「君 連れ去る時の訪れを」で終わらせず、あえてGARNET CROWのラストシングルを最後に持ってきました。リリース当時は打ち込み音を全面に押し出した前作「Misty Mistery」の系譜をたどるような楽曲という印象でしたが、もちろん打ち込み音はこの曲でも割と目立っているのですが、とにかく中村さんの高音が冴え渡るサビは13年間の活動を締めくくる直前にすべてを出し切ろうとする強い意志のようなものが感じられて感動的。「すべてを出し切った」という解散理由は本当にそうだったんだなと思いますし、すごく理想的な解散理由だと思います。

【Disc 2: CROW Side】

  1. 夢みたあとで
    2002年3月発売、10thシングル。ランキング25位。アニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ。GARNET CROW、最大のヒット曲にして、初のオリコンTOP10入り、そしてMステ初出演を果たした代表曲。ボーカルの中村さんが初めて作曲した楽曲ということもあり、解散ライブでも最後に演奏していました。徐々に盛り上がっていく曲調など、王道すぎるバラードだったり、代表曲ということもあって、当時はあえて特に好きじゃない風を装っていましたが、やはり一番売れただけあって名曲。
  2. 千以上の言葉を並べても...
    2000年9月発売、4thシングル。ランキング21位。ネオアコ路線の初期の名曲。淡々と進むループマシンのようなリズムに乗せて切々と物悲しいメロディに乗せて歌われる歌詞がとにかく切ない。「バスを待つ 君の背中 見送るの 今日で最後 僕は笑う あの日の様に 手を振るよ 出会いと同じ」…といったようにあえて感情表現を省いた歌詞が素晴らしい。Aメロ→Bメロ→サビを2回繰り返すだけというシンプルな構成もまた感動的。
  3. 夕立の庭
    2002年8月発売、11thシングル「スパイラル」収録曲。ランキング19位。通常の調律とは違うチューニングになっており、ピアノなどで再現不可能な曲。劣化したアナログ盤の音質を再現しているのではないか、という説がありますが、「今日買ったばかりのレコードを抱えたままでいつものカフェ」という歌い出しなので多分そうなのでしょう。こんな名曲がカップリング曲っていうのが凄いですよね…。
  4. Last love song
    2001年5月発売、7thシングル。ランキング10位。ここからはファンの間で「恋愛三部作」と言われる7thシングルから9thシングルまでの曲3連発です。タイトルからして失恋ソングと思われそうですが、サビの歌詞の通り「これが最後のlove songの始まりになるよう祈る」と、実際は恋愛の始まりを歌った楽曲というしかけが面白い。「一人が好きな君と 人が苦手な僕と 不思議だね いつの間にか 溶け合うように並んでいた」という歌詞が秀逸。
  5. call my name
    2001年8月発売、8thシングル。ランキング9位。恋愛三部作2曲目。幸せの絶頂を歌ったような多幸感に満ちたミディアムバラード。「孤独(ひとり)になることが怖いくせに 一人が一番落ち着いていた そんなお互いの心ん中 当たり前に存在していたね」という歌詞は前曲からのつながりを感じます。オーソドックスでエバーグリーンな雰囲気の一曲ですね。大サビのコーラスワークが心地良い。
  6. Timeless Sleep
    2001年11月発売、9thシングル。ランキング7位。恋愛三部作3曲目。そしてここに行き着くのです。荒廃した世界を思わせるようなイントロから「君がいなくなってから何度朝日迎えたかしれない」という歌い出し…最高です…。たゆたうようなゆったりとしたメロディとは裏腹に、曲自体は割とヘヴィな音作りがされてあってそのギャップが癖になります。GARNET CROWのメンバー4人がしっかり四位一体となって出来た楽曲という印象。前曲「call my name」とこの曲は「PROJECT ARMS」というアニメのエンディングテーマだったそうですが、前曲はともかく、こんな暗い曲をテーマソングに使うアニメっていったい…。
  7. 未完成な音色
    2000年5月発売、3rdシングル「二人のロケット」収録曲。ランキング16位。カップリング曲ながらファン人気が高く、カップリングベスト『GOODBYE LONELY ~B-side collection~』発売時のファン投票では4位となっています。ちなみに3曲目の「夕立の庭」は3位。中村さんがかつて「GARNET CROWの中で最も好きな曲」と公言したこともあって、きれいにまとまっている印象の一曲です。「ひそやかに勤めを果たす様にこの世界を去りました」というフレーズにあるように、全体的にほんとに陰鬱とした雰囲気に満ちていて最高です…。
  8. 水のない晴れた海へ
    2001年1月発売、1stアルバム『first soundscope ~水のない晴れた海へ~』収録曲。ランキング15位。前曲の雰囲気を受け継ぎ、ひたすらに暗いイントロのこの曲をここに配置。この流れ、我ながらすごく好きです。アルバムの1曲目としてここまで一気に世界観に引き込む役割を果たせている曲を自分は他に知りません。大サビ(2:45あたり~)から入ってくる英語詞のコーラスだけが最後に残る終わり方がただただ最高…。ちなみにこのコーラス、聞き取れません。誰か教えてください。
  9. まぼろし
    2006年9月発売、23rdシングル。ドラマ「続・科捜研の女」主題歌。ランキング4位。前曲「水のない晴れた海へ」からの流れ、これもまた我ながらすごく気に入ってます。ミステリアスなガットギターの音色が印象的なミディアムバラード。これぞまさにGARNET CROWというか、この世界観はGARNET CROWでしか味わえないと確信しています。唯一残念なのはこの時期、古井さんが多用していた打ち込みドラムの音色。なぜこの曲調でこんなにベチャベチャ粘っこいスネアにしたのか…。
  10. 永遠に葬れ
    1999年12月発売、インディーズミニアルバム『first kaleidscope ~君の家に着くまでずっと走ってゆく~』収録曲。ランキング18位。コアなファンの中ではこの『first kaleidscope』を最高傑作と評する人もいますが、それもそのはず、デビュー盤にも関わらず、既に完成された世界観の6曲が収められており、その中でもこの「永遠に葬れ」は特に完成度の高い一曲。「一足先に旅立ってた君へ 「行かないで」って呟いてみる 届かないって知ってるから 安心して今日だけは 泣けるから」という歌詞が泣けます。曲の最後にタイトルを歌うのですが、そこで初めて「永遠に葬れ」と書いて「とわにねむれ」と読むことを知らされます。
  11. Crier Girl & Crier Boy ~ice cold sky~
    2002年12月発売、12thシングル「クリスタル・ゲージ」収録曲。ランキング17位。イントロの大仰なシンセの音色に若干TKサウンドっぽさを感じさせられる感傷的なミディアムバラード。中村さんのボーカル最大の持ち味はファルセットだと思うのですが、この曲ではそれが遺憾なく発揮されており、ありえないぐらい高低差の激しいサビのメロディも、持ち前のファルセットで難なく歌いこなしています。ライブではキーを下げて歌うことが多々ありましたが、この曲を久々に披露した2010年のツアーでは動画の通り、原曲キーで歌いきっているところに中村さんのプロ根性を感じます…。(3:15あたりからがさらにキーが上がる転調も含む大サビ)
  12. Rusty Rail
    2006年10月発売、5thアルバム『THE TWILIGHT VALLEY』収録曲。ランキング27位。X JAPANの「Rusty Nail」ではありません。この時期、アニメ「メルヘヴン」とのタイアップが増え、「君の思い描いた夢 集メル HEAVEN」「晴れ時計」「夢・花火」「今宵エデンの片隅で」など従来のGARNET CROWのイメージとはかけ離れた明るく軽快なポップナンバーが増えていましたが、この5thアルバムまではなんとかダークなサウンドの楽曲とうまく共存させられていたイメージ。その中でもこの「Rusty Rail」や「WEEKEND」(ランキング35位で惜しくも未収録)は特に名曲。
  13. 君を飾る花を咲かそう
    2004年6月発売、16thシングル。ランキング6位。ボーカルの中村さんが知人の葬儀に参列したことに影響を受けて作曲し、そのことを伝えずに作詞担当のAZUKIさんに曲を渡したのにも関わらず、そのイメージ通りの歌詞を書き上げてきた、というエピソードのある一曲。レクイエムという言葉はこの曲のためにあるのではないかと思ってしまうほど、その言葉にふさわしい一曲。同時期に祖父が亡くなったのでその印象が強いですし、5年ほど後にもうひとりの祖父も亡くなったので、その時期にひたすら聴き倒していた記憶があります。そしてこのDisc 2、大切な人が亡くなる楽曲がこの曲を含めて4曲もあります…。
  14. Holy ground
    2002年4月発売、2ndアルバム『SPARKLE ~筋書き通りのスカイブルー~』収録曲。ランキング1位。自分でも意外だったのですが、この曲が1位となりました。「君のいない未来が ただ大きな闇にみえ 死んでしまえば生きなくていい そんな事ばかり考えていた 穏やかな月明かりに」という歌い出しがただただ衝撃的な一曲。流れるように心に染み渡る美麗なメロディに、厭世観あふれるこのような歌詞が全編に渡って乗っています。人は選ぶでしょうが、自分は最高に好きです…。「病んだ躰が 昨日までの健康(しあわせ)を 喜ぶなんてことしない」「世界が優しい光にいつか 包まれますように… なんて偽善者みたいな願い声(くち)にして 本当に変わればいい」など、歌詞がとにかく素晴らしい。
  15. 世界はまわると言うけれど
    2007年11月発売、26thシングル。ランキング3位。Disc 1が「君 連れ去る時の訪れを」で終わらなかったように、Disc 2も「Holy ground」で終わらず、あえて更にこの曲を持ってきてラストにしました。作曲担当の中村さん曰く、普段はメロディにコードやリズムを付けるのに対し、この曲ではドラムループにコードを重ね、そこにメロディを付けるという、普段と正反対の作り方をしたらしく、そのせいか流れるようなリズムに自然と心を揺さぶられる曲。歌詞もとにかく厭世観に満ちていて引用し始めたらキリがないのでとにかく聴いてもらいたい。個人的にはいじめを苦に不登校となっていた中学生時代の自分の心境にリンクしすぎていてリリース当時、驚いたのを覚えています…。

と、いうようなベスト盤になりました。実際に聴きながら全曲紹介してみましたが、特にDisc 1は曲順決めにかなり難航した割に意外と結構ちゃんと聴けたのでよかった。笑

逆にDisc 2はほとんど悩まずに即決まりましたけどね。やっぱバラードがGARNET CROWの真骨頂なのか…。ちなみにお察しの通り、Disc 1が明るい、Disc 2が暗い、という分け方でした。まぁ「Marionette Fantasia」がDisc 1に入ってる時点でどうなんだって感じですが…その辺は深く考えないで下さい…。

最後に、ベスト盤選曲の際に作った、全167曲のランキングの画像を貼って終わります。GARNET CROW、やっぱいいな。

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