ryo*k901

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【CDレビュー】2014年6月発売分

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  • 2014.06.25 モーモールルギャバン 「モーモールル・℃・ギャバーノ」
    01. ハイヒールブルース [作詞/作曲/編曲:モーモールルギャバン]
    ドラムボーカル&キーボード&ベースという変則的な構成を象徴するかのようにハイハットとキーボードとベースの音から始まるナンバー。モーモールルギャバンの新曲は毎回初めて聴くと「ん?」となってしまいがちなんですが、じわじわと良さが分かってくるので不思議。この曲もその例に漏れずだんだん癖になる。終盤のユコ・カティ(Key)のコーラスも毎度のこといい味出してます。

    ★★★★★★★★☆ 8.5

    02. 最後の青春パンク [作詞/作曲/編曲:モーモールルギャバン]
    「君の足 フランスパンみたい 舐めたい きっと軽く塩味さ」「ほんとは君をおかずにしたいけど」等という歌詞がぶっ飛んだタイトル通りのパンクナンバー。前述の通りインディーズ時代の曲なのであまりパッとしないなあというのが正直な感想。「あたしほんとは33歳」というセリフで終わるのが面白い。
    ★★★★★★☆ 6.5

    03. 愛のテーマ [作詞/作曲/編曲:モーモールルギャバン]
    イントロなしで「(JASRACからの申し立てにより削除しました)」(そんなに舐めたいのか)という歌い出しから始まるモーモー節炸裂な歌詞のロックナンバー。これは割とメジャーデビュー以降の曲の雰囲気に近くていいですね。2曲目と同じくこれも途中で語りが入る。これもユコ・カティのコーラスがいい味出してますねー。
    ★★★★★★★★ 8.0

    04. クソまみれの僕ら [作詞/作曲/編曲:モーモールルギャバン]
    ヘビーなギター音(実際はキーボード)から始まるロックナンバー。タイトルからしてひどいんですが、これも割と初期衝動的部分があってあまりパッとしないなあという印象。この曲も途中で語り?が入るんですが、早送りされているのでなんと言っているのかは不明。
    ★★★★★☆ 5.5

    05. 頭が臭いと君に言われ5日ぶりに風呂に入った [作詞/作曲/編曲:モーモールルギャバン]
    果たしてどれだけの人がこのタイトルからこの曲調が連想できるでしょうか。超感動的なバラードナンバー。こんな名曲にこんなタイトルを付けてしまうのがモーモールルギャバン。イントロ無しの歌い出しがこのタイトルですからね。尋常じゃないセンスです。
    ★★★★★★★★★ 9.0

    総評: ライブ活動無期限休止宣言後、初めて発表された今回のアルバムは1曲目だけが新曲で2曲目以降は4曲ともギタリストが在籍していたインディーズ時代の曲の再録なのでキーボードがギター音を補っています。なので1曲目だけが浮いている印象、2曲目以降はロック色が強い印象がしてしまいます。そして2曲目以降は割とパッとしない曲が多い印象もあるので、初めて聴く人には薦めづらいかも。ただ初回限定盤はノーカットのライブ映像や全PVが収録された特典DVDが付いている上に(これだけ豪華だとCDがおまけのように思える)「頭が臭いと君に言われ5日ぶりに風呂に入った」はとにかく名曲なのでファンなら聴くべき。今後ライブ活動を休止し、恐らく制作活動に専念すると思われるモーモーが次に発表する音源がどのようなものなのか気になります。
    モーモールル・℃・ギャバーノモーモールル・℃・ギャバーノ ★★★★★★★☆ 7.5


  • 2014.06.25 木村カエラ 「10years」 レンタル
    18. LOVELY [作詞:kaela / 作曲/編曲:ふくろうず]
    17曲目までは既発曲なので割愛。作曲・編曲をふくろうずが手掛けた意欲作。聴けば聴くほどその不思議なメロディに心を掴まれるような何とも形容しがたいロック?ポップス?なナンバー。大サビの転調がまた感動的な展開でいいですね。
    ★★★★★★★☆ 7.5

    19. My Love [作詞:kaela / 作曲:KENSUKE.A / 編曲:富田恵一]
    「君と出会えたあの頃がもう懐かしくて」という出だしから既にノックダウンしてしまう壮大で感動的なバラード。10周年を迎えた木村カエラからファンへの感謝の気持ちを伝えたような楽曲。MVもファンと一緒に作り上げたものになっていたり。

    ★★★★★★★☆ 7.5

    総評: 日本コロムビアから自主レーベル「ELA」(ビクターエンタテインメント)に移籍し、10周年という節目を迎えた木村カエラのベスト盤。とにかくファンへの感謝の気持ちが強いのか、選曲もファン投票で決めたり、新曲のMVでもファンとのつながりを意識していたり。ただ選曲がファン投票で決めているということもあり、これから初めて聴こうという人にとってはどうなんだろう?という印象。前回のベスト盤『5years』からリリースされたシングルは6曲しかなくこれといったヒット曲は「Ring a Ding Dong」や「A winter fairy is melting snowman」くらいしかないので初心者には最初のベスト盤『5years』を聴いた方がいいと思います。初回限定盤にはレアトラックが収録されたボーナスディスクも付いていますし、Amazonなら2014年8月31日現在2,580円という比較的安価で購入できるので。
    10years [初回限定盤 CD+DVD]?10years [通常盤 CD]★★★★★★★☆ 7.5(既発曲も含めると★★★★★★★ 7.0)


  • 2014.06.25 神聖かまってちゃん 「ズッ友」 購入
    1. ズッ友 [作詞/作曲:の子 / 編曲:神聖かまってちゃん]
    かまってちゃんにしては珍しくストレートなポップロックナンバー。ボーカル「の子」による宅録デモ音源の公開もなく発表された完全未発表曲という意味でも珍しい。こういう楽曲をコンスタントに発表し続ければ神聖かまってちゃんに対する世間一般のイメージもだいぶ良くなるような気がするものの、昔からのファンにとっては物足りないかも。個人的にはセンチメンタルな曲の雰囲気と、サカナクションを彷彿とさせる合唱風のCメロが圧巻で、こういうかまってちゃんもありだなと思った。新機軸の楽曲と言っていいかも。ただ、最近の曲全体的に言えることですが、アウトロが長すぎる気がする。

    ★★★★★★★★★ 9.0

    2. 夏のゆーれい部員スタートっ! [作詞/作曲:の子 / 編曲:神聖かまってちゃん]
    2年前に「の子」が宅録デモ音源を公開したギターロックナンバー。個人的にデモ音源の時点で微妙だなと感じていた曲なので、バンドバージョンでもその感想は変わらず…。まあ、アルバムに入れずにカップリングとして入れてくれてよかったと思います。バンドバージョンではフェードアウトではなくなっています。
    ★★★★★★ 6.0

    3. 躁鬱電池メンタル [作詞/作曲:の子 / 編曲:神聖かまってちゃん]
    昨年「の子」がソロ名義で発表したアルバム『神聖かまってちゃん』の通常盤のみに収録されていた新曲のバンドバージョン。「ズッ友」と同じく夏の終わりを連想させるようなセンチメンタルな雰囲気(そういえば「ズッ友」にも「花火大会」というフレーズが出てくるのでこの3曲はどれも夏がテーマなんですね)がいい名曲だと思うんですが、「の子」ソロ名義でバックバンドを一新してレコーディングしたソロバージョンと、神聖かまってちゃんのメンバーでレコーディングしたバンドバージョン、どちらも特に大した差が無いので、どうせバンドでレコーディングするならソロ名義で発表する意味があったのか疑問。とりあえず終盤「それは夏のこと」のシャウトは壮絶。
    ★★★★★★★★★ 9.0

    ズッ友★★★★★★★★ 8.0


  • 2014.06.18 アーバンギャルド 「鬱くしい国」 購入
    1. ワンピース心中 [作詞:松永天馬 / 作曲:浜崎容子 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    出だしからいきなり電子音にまみれたこれまでにありそうでなかったようなエレクトロポップナンバー。これは素直にカッコいい。これまでのアルバムの1曲目の中でも一番と言っていいほどの名曲。浜崎容子は前作『ガイガーカウンターカルチャー』でも「血文字系」でこのようなエレクトロナンバーを作曲・プログラミングしていましたが、ぶっちゃけすごい才能だと思います。天馬のラップパートもキレッキレで最高。とりあえず聴くしかない、文句なしの名曲です。

    ★★★★★★★★★☆ 9.5

    2. さくらメメント [作詞/作曲:松永天馬 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    こちらも電子音から始まるエレクトロロックナンバー。iTunes Storeで先行配信されていた楽曲。「ワンピース心中」を聴く前はこれを聴いた時点で今回のアルバムへの期待が高まる一方でした(笑)。正直、和を意識した歌詞やサウンド、曲の最初と最後に導入されるAメロなどは、今サブカル界で流行りの「でんぱ組.inc」を意識しているように思いますが、元々アーバンギャルドは元ネタを下敷きにして自己流のサウンドにした楽曲が多かったので問題なし。これも上手く自分たちのサウンドにしています。「愛をアンダーコントロールせよ」「オーバードーズもおてのもの」などといった歌詞もこれまた天馬節炸裂でキレッキレ。

    ★★★★★★★★★ 9.0

    3. 生教育 [作詞/作曲:松永天馬 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    ジャジーなイントロから始まるミディアムナンバー。歌詞に「スクールカースト」と出てくるので昨年の「スクールカーストツアー」で披露されていた新曲というのはこれのことなのでしょうか。前2曲が強烈なインパクトを残す曲だったので少しパンチが弱い気がしますが、箸休めとしてはまあ丁度いい楽曲だと思います。「フレンドリストカットというフレーズが印象的。
    ★★★★★★★ 7.0

    4. 君にハラキリ [作詞/作曲:松永天馬 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    説明不要かと思いますが、君に、胸キュン。」のオマージュ。曲調もどことなくそんな雰囲気になっています。サビ中のコーラスがビーチサウンドっぽい感じ。これも「生教育」に引き続きパンチが弱いかなあ。
    ★★★★★★☆ 6.5

    5. ロリィタ服と機関銃 [作詞:松永天馬 / 作曲:浜崎容子 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    これもセーラー服と機関銃」のオマージュでイントロでは機関銃の音の後に「快…感」ではなく「憂…鬱」と言っています(笑)。これもやはり元ネタに忠実で昭和歌謡っぽい雰囲気の曲になっています。浜崎容子曲は元々そういった傾向にあって、たとえば「前髪ぱっつんオペラ」にしてもそうでしたが。曲中では珍しく天馬がラップではなく語りを披露しています。
    ★★★★★★☆ 6.5

    6. 自撮入門 [作詞/作曲:松永天馬 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    タイトルは「じさつにゅうもん」と読みます。ツイッターに「自撮り」(自分で自分の顔などを撮影した画像のこと)をアップロードする人たちのことを強烈に風刺した歌詞と、曲名を連呼するフレーズが印象的。これは一部の人間にとってはかなりのカウンターパンチとなるのでは(笑)。曲中で鳴り響くシャッター音や「いいね!」「はい!」の掛け合いや曲のラストのなぜかオペラ調の「撮り下ろせ~」が面白い。

    ★★★★★★★★ 8.0

    7. アガペーソング [作詞:松永天馬 / 作曲:浜崎容子 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    全編ピアノ一本をバックにしっとりと歌い上げられるバラードナンバー。これはアーバンギャルドでなく浜崎容子ソロ名義で発表するべきだったのでは。サビは美メロでいい曲なんですが。浜崎容子 feat. 杉山圭一といった趣の楽曲。もう少し短ければよかったものの、アルバムの中盤でこれはちょっとダレるかもしれない。
    ★★★★★★★ 7.0

    8. ガールズコレクション [作詞:松永天馬 / 作曲:瀬々信 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    ここに来てボーカル2人以外のメンバーの楽曲が登場。瀬々信曲としては珍しい四つ打ちダンスポップ。これも今までになかったようなタイプの曲ですね。キラキラした電子音とオシャレな雰囲気が新鮮な新機軸のナンバー。瀬々信曲で言えば「コマーシャルソング」を四つ打ちナンバーにしたような曲。ピチカートファイブみたいなイメージ。
    ★★★★★★★☆ 7.5

    9. 戦争を知りたい子供たち feat. 大槻ケンヂ [作詞:松永天馬 / 作曲:鍵山喬一 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    ボーカルの松永天馬が敬愛する筋肉少女帯大槻ケンヂが曲中の語りでフィーチャリングされた楽曲。筋肉少女帯も好きなアーバンギャルドファンには好評のようですが、個人的にはあまりピンと来ず…。アーバンのアルバムに必ず1曲は入っている天馬メイン曲。ちなみにこれも説明不要ですが戦争を知らない子供たち」のオマージュ。
    ★★★★★★ 6.0

    10. R.I.P.スティック [作詞:松永天馬 / 作曲:瀬々信 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    6分半を超えるアーバンギャルド最長の楽曲。これも「アガペーソング」のようにしっとりと歌い上げられる3連符のバラードナンバー。…かと思いきや、2分50秒あたりからいきなりリズムチェンジ。壮大なロッカバラードに。そして3分50秒から今度は四つ打ちのダンスナンバーに。なにこの展開。すごい。今回のアルバムで言う白盾的曲がこレなのでは。5分10秒あたりからまた元の3連符のバラードに戻り、曲が終わるという1つの曲の中にもう1曲挟んだような凄まじい展開の曲。
    ★★★★★★★★☆ 8.5

    11. 僕が世 [作詞/作曲:松永天馬 / 編曲:アーバンギャルド, 杉山圭一]
    これまた電子音にまみれたイントロから始まる、アルバムのラストを飾る四つ打ちダンスナンバー。これまでのアルバムの最後の曲に比べると少しパンチが弱い気がしますが、メッセージ性の強い歌詞に四つ打ちのリズムが絡むことから鬼気迫るものを感じます。「友達は裏切ってった 恋人は愛せなかった」という歌詞が印象的。
    ★★★★★★★☆ 7.5

    総評: アーバンギャルドユニバーサルミュージックから徳間ジャパンに移籍してから第一弾リリースとなる今作は全曲が未発表曲の通算6枚目のアルバム。1・2曲目のインパクトが強いだけに3曲目以降があまり印象に残りづらい気がしました。そもそも今回のアルバムは谷地村啓(Key)が脱退後、初の作品なので色々と試行錯誤したのか今までになかったようなタイプの楽曲が多いように感じました。色んなタイプの楽曲に挑戦してみたのでしょうが、先行配信曲「さくらメメント」や1曲目「ワンピース心中」だけを聴いて購入すると少し肩透かしを食らう可能性も。ただラスト2曲「R.I.P.スティック」と「僕が世」は圧巻の出来なので聴く価値ありだと思います。要は最初と最後の2曲はよかったということですね。徳間ジャパンに移籍し、今後どうなっていくのか楽しみです。

    鬱くしい国(初回限定盤)(DVD付)鬱くしい国★★★★★★★☆ 7.5


  • 2014.06.11 きゃりーぱみゅぱみゅきらきらキラー」 ダウンロード購入
    1. きらきらキラー [作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ]
    CD付きグッズとして7,777セット限定で販売されたシングル。当然、予約開始直後に品切れとなり、レンタルにも入荷されなかったのでダウンロード購入しました。「L.U.C.K!」と連呼するイントロが印象的な、auのCMソングでお馴染みだったあの曲。最近のきゃりーぱみゅぱみゅの曲はインパクト不足だったような気がしますが、この曲は一度聴いたら耳から離れない中毒性を持っているので、普通にCDとして売ってもよかったんじゃね…?と思ってしまいます。

    ★★★★★★★★☆ 8.5

    2. きらきらキラー -extended mix- [作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ]
    毎回シングルのカップリング曲として過去曲のextended mixを収録するのが恒例になっていましたが、今回は初めて表題曲のextended mixを収録。extendedというのは引き伸ばしたという意味なので、原曲のイントロとアウトロを伸ばして若干アレンジを加えてみたよっていうだけなので特に言及することはないです。
    ★★★★★★★ 7.0

    きらきらキラー(限定盤) (グッズ付)★★★★★★★★ 8.0